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「本当は早く孫を抱きたいでしょう?」お盆の親戚の前で何度も聞いてきたおば。だが、母がはっきり返した言葉

「本当は早く孫を抱きたいでしょう?」お盆の親戚の前で何度も聞いてきたおば。だが、母がはっきり返した言葉
親戚が集まる席で、答えにくいことを聞かれた
お盆に夫と実家へ帰った日のことです。広間には父の兄弟やいとこたちが集まり、座卓を囲んで久しぶりの再会を楽しんでいました。
私も夫と並んで座り、近況を聞かれながら当たり障りのない話をしていました。
そんなとき、向かいに座っていた父方のおばが、何気ない調子で私に聞いてきたのです。
「ところで、子どもはまだなの?」
私は一瞬、返事に困りました。
結婚してから、親戚に似たようなことを聞かれた経験は何度かあります。
ただ、大勢がいる前で突然聞かれると、どう答えればいいのか分かりません。
「今はまだ、二人でゆっくり考えていて…」
そう笑って答えると、おばは悪気のない様子で続けました。
「でも、若いうちのほうがいいっていうでしょう。ご両親だって孫の顔を見たいんじゃない?」
隣にいた夫が「まあ、そのあたりは二人で考えていますから」と口を挟んでくれました。
それでも、おばは「心配して言っているだけよ」と笑います。
すると、それまで黙って聞いていた母が、やんわりと言いました。
「まあまあ、その話は本人たちに任せておけばいいじゃない」
話題を変えてくれたのだと思い、私は少しほっとしました。
ところがしばらくすると、おばはまた同じ話を持ち出しました。
「でも、お母さんだって本当は早く孫を抱きたいでしょう?」
母が二度目にはっきりと返した
その言葉を聞いた母は、今度は笑って受け流しませんでした。
「私はそんなこと、一度もこの子たちに言ったことないわよ」
広間が少し静かになりました。
母はそのまま、落ち着いた声で続けます。
「子どものことは、この二人が決めることでしょう。周りがいつなの、まだなのって聞くことじゃないと思うの」
さらに母は、私と夫のほうを見ながら言いました。
「私は二人が元気で、こうして一緒に帰ってきてくれれば十分よ。それが私にとっては一番うれしいことだから」
おばは少し驚いたような顔をしたあと、「そうね、余計なことを聞いちゃったわね」と小さく笑いました。
すると伯父が「さて、明日の墓参りは何時にする?」と話題を変え、その場はいつものにぎやかな雰囲気に戻っていきました。
私は母の隣に座ったまま、胸の奥にあった緊張がゆっくりほどけていくのを感じました。
自分でうまく言い返せなかったことが少し悔しかったのですが、母が私たちの気持ちを代わりに言葉にしてくれたことが、何よりありがたかったです。
帰り際、母に「さっきはありがとう」と伝えると、母は「別に普通のことを言っただけよ」と笑いました。
その一言まで含めて、今でも忘れられないお盆の出来事です。
※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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