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「このまま中止になるのかな」本降りの雨で止まった運動会。再会し無事終了した運動会に感じたこと

学年種目を前に、雨が一気に強くなった
息子が通う小学校の運動会の日は、朝から厚い雲が空を覆っていました。
天気予報でも雨の可能性は出ていましたが、開会式のころにはまだ降っていません。
子どもたちは元気よく入場し、予定どおり競技が始まりました。
ところが午前の半ばを過ぎたころ、細かな雨が落ち始めます。
最初は傘を差すほどではありませんでしたが、校庭の土は少しずつ色を変え、先生たちも空を気にしながら進行しているようでした。
そして、息子たちの学年種目が始まる直前です。
急に雨脚が強くなりました。
「ただいまから競技を一時中断します」
放送が流れると、出番を待っていた子どもたちは先生に誘導され、校舎やテントの下へ移動していきました。
保護者席でも次々と傘が開きます。
「このまま中止になるのかな」
近くにいた保護者の声が聞こえました。
私も同じことを考えていました。ここまで練習してきた子どもたちのことを思うと、何とかもう一度できないだろうかと思いましたが、こればかりは仕方ありません。
雨が弱まると、先生たちが校庭へ出ていった
しばらくすると、強かった雨が少しずつ弱まってきました。
すると、何人もの先生が校庭へ出ていきました。
水がたまった場所を確認し、道具を使って水を外へ流していきます。
別の先生は地面の状態を確かめながら歩き、薄くなった白線も引き直していました。
ただ急いで再開するのではなく、子どもたちが走っても危なくないか、一か所ずつ確認しているように見えました。
本部席では先生たちが集まり、その後の進行について話し合っています。
予定どおりすべて行うのではなく、一部の競技時間を短くし、順番も変更することになったようでした。
やがて放送が入ります。
「安全を確認できましたので、まもなく競技を再開します」
その瞬間、保護者席から自然と拍手が起こりました。
予定どおりではなくても、忘れられない運動会になった
屋根の下で待っていた子どもたちも、再び校庭へ出てきました。
「頑張れ!」
「待ってたよ!」
保護者席から声が飛ぶと、子どもたちも少し照れたように笑っています。
息子たちの学年種目も、予定より遅れて始まりました。
校庭にはまだ湿った場所が残っていたため、先生たちはいつも以上に周囲を見ながら進行していました。
その後も天候を見ながら競技は続き、いくつか内容を変更しながら無事に運動会は終わりました。
予定どおりに進んだ運動会ではありません。
それでも私には、あの日の光景が強く残っています。
雨が降ったことよりも、そのあと先生たちが慌てずに安全を確認し、できる方法を探していた姿です。
子どもたちにとっても、「中断したけれど、もう一度できた」という経験は、きっと忘れにくいものになったのではないでしょうか。
※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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