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「将来のこと、ちゃんと考えてるのか」妻の実家で夫婦の予定を聞き続けた叔父。だが、義母の一言で空気が一変
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「将来のこと、ちゃんと考えてるのか」妻の実家で夫婦の予定を聞き続けた叔父。だが、義母の一言で空気が一変
お盆の食卓で始まった話
去年のお盆、妻と一緒に妻の実家へ帰省したときのことです。
その日は親戚が十五人ほど集まり、広いリビングには久しぶりに会う人たちの笑い声が響いていました。私たちも料理を囲みながら、近況を話していました。
そんな中、義母のきょうだいにあたる叔父が、ふと思い出したように私たちへ声をかけました。
「そういえば二人とも、将来のこと、ちゃんと考えてるのか」
最初は仕事や住まいの話かと思ったのですが、叔父が聞きたかったのは、私たち夫婦の今後の家庭についてでした。
妻は少し困ったように笑って答えます。
「うーん、そのへんは二人で話してるよ」
ところが叔父は、「そうか」と引き下がるどころか、少し心配そうな顔で続けました。
「いや、余計なお世話なのは分かってるんだけどな。仕事も忙しそうだし、先のことはちゃんと考えてるのかなと思ってさ」
悪気があるようには見えません。ただ、親戚が大勢いる前で話す内容ではないとも感じました。
私も「そのあたりは二人で考えていますから、大丈夫ですよ」とやんわり返したのですが、叔父は話題を変えません。
「そうか。でも、何でも後回しにしてると時間なんてすぐ過ぎるぞ」
「叔父さん、もうその話はいいよ」
妻が笑顔を消して言っても、「心配してるだけだよ」と叔父は続けます。話題は形を変えながら、しばらく途切れませんでした。
義母が止めた一言
周りの親戚も気まずそうに黙り始めたころ、義母が叔父に声をかけました。
「もうそのくらいにしなよ。二人が困ってるでしょう」
叔父は少し驚いたように義母を見ました。
「いや、別に責めてるわけじゃないよ。身内だから気になっただけで」
すると義母は、声を荒らげることなく返しました。
「心配してくれてるのは分かる。でも、二人のこれからは二人で決めることでしょう。みんなの前で何度も聞くことじゃないよ」
その言葉に、叔父もようやく周囲の空気に気づいたようでした。
「……そうだな。ちょっと聞きすぎたか」
そう言ってグラスに視線を落とし、それ以上その話をすることはありませんでした。
妻は小さく息を吐いてから、義母に「お母さん、ありがとう」と言いました。
義母は「気にしなくていいの」と笑って、すぐ別の話題を振ってくれました。そのおかげで、食卓にも少しずついつもの空気が戻っていきました。
帰りの車で、妻がぽつりと言いました。
「叔父さんも心配してくれてるんだろうけど、みんなの前で何度も聞かれるのは、やっぱり嫌だったな」
「うん。俺ももう少し早く話を切ればよかった」
そう返すと、妻は「次はお願いね」と少し笑いました。
心配する気持ちがあっても、夫婦にしか分からないことがあります。親しい相手だからこそ、踏み込まない距離も大切なのだと感じた出来事でした。
※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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