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「詮索するのはもうやめてください」机のメモまで勝手に覗いた同僚。我慢出来ずに一線引いた結果

「詮索するのはもうやめてください」机のメモまで勝手に覗いた同僚。我慢出来ずに一線引いた結果
翌日から始まった質問
以前、同じ部署にいた同僚との話です。仕事の進め方について、一度だけ相談に乗ってもらったことがありました。
ところが翌日から、その同僚の質問の中身が少しずつ変わっていきました。
「昨日は家で何してたの?」
「週末はどこに行くの?」
業務とはまるで関係のない、私のプライベートな予定ばかりを、当たり前のように聞いてくるのです。悪気がある様子ではありません。
ただ、答えづらそうにしている私の空気を、まったく察してはくれませんでした。
最初は、話し好きな人なのだろうと軽く受け止めていました。
けれど日を追うごとに質問は細かくなり、こちらの返事の歯切れが悪くても、お構いなしに次を重ねてきます。
机のメモを覗かれて
その日は、少し席を外して戻ったところでした。
同僚が私の机の上をのぞき込んでいます。手元にあったのは、私が書き置いた予定のメモでした。
「これ、何の予定?」
悪びれる様子もなく、笑いながらそう聞いてきます。
メモには、通院の予定を走り書きしていただけでした。
人に見られて困るものではありません。それでも、机に置いたものを断りなく手に取られるのは、やはり落ち着かないものです。
「勝手に見て、ごめんね。ただ、気になっただけだよ」
その笑顔に、相手を陥れるような悪意はなさそうでした。
だからこそ、感情的に責めるのは違うと思ったのです。この人は距離を間違えているだけで、伝えれば分かってくれるはずでした。
穏やかに引いた一線
私は書きかけの手を止めて、同僚のほうへ体を向けました。声を荒げるつもりはありません。
「詮索するのはもうやめてください」
できるだけ静かに、そう伝えました。
「仕事の話ならいくらでも付き合います。ただ、休みの日の予定や、机のメモは、そっとしておいてほしいんです」
同僚は一瞬きょとんとして、それから小さく頭を下げました。
「……そうだよね。ごめん、そこまで気づいてなかった」
その日から、私生活を詮索されることはなくなりました。
仕事の相談は今まで通りに続き、必要なときには自然に雑談も交わします。
大声で叱っていたら、きっと気まずさだけが残ったはずです。穏やかに線を引いたからこそ、相手も身構えずに受け止めてくれたのだと思います。
「この資料、助かったよ。ありがとう」
そんな一言を気持ちよく交わせる、ちょうどいい距離に戻っていました。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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