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「月謝も月3万円払ってるんですよ」1時間遅れて塾に来た母親→無茶な言い分に思わず絶句

月謝も月3万円払ってるんですよ1時間遅れて塾に来た母親→無茶な言い分に思わず絶句

17時の席が空いたまま

個別指導の塾で働いていたときのことです。

授業は1時間ごとに区切られており、どの講師がどの生徒を担当するかは、あらかじめ時間割で決められていました。

その日の17時の授業では、机が一つだけ空いたままでした。

(17時の生徒さん、まだ来ない…)

担当講師は教材を準備して待っていましたが、生徒は時間になっても現れません。

受付から保護者へ電話をかけても、留守番電話につながるだけでした。

結局、生徒が来ないまま17時の授業は終了しました。

時間になっても来ない生徒

自動ドアが開いたのは、18時になる直前です。

中学生の男の子が先に入り、その後ろから母親が慌ただしく入ってきました。

「買い物が長引いちゃって。今からお願いします」

遅れてきた親子

受付スタッフは、壁の時計を確認してから答えました。

「申し訳ありません。17時の授業は、もう終了しております」

すると母親は、当然のように18時からの机を指さしました。

「じゃあ、18時からやってもらえばいいですよね」

「一人くらい増えても同じでしょう」

受付スタッフは、手元の時間割を母親に見せました。

「18時からは、別の生徒さんの授業が入っているんです」

「でも、先生は同じなんでしょう」

母親が指さした先では、先ほどまで男の子を待っていた講師が、18時から担当する生徒の教材を準備していました。

「一人くらい増えても同じじゃないですか。月謝も月3万円払ってるんですよ」

ロビーには、これから面談を受ける保護者も座っています。

男の子は母親の少し後ろで、鞄の持ち手を握ったまま黙っていました。

受付スタッフがもう一度説明しようとしたとき、奥の面談室から教室長が出てきました。

ぶつかる主張

教室長が示した時間割

教室長はカウンターに置かれた時間割を確認すると、母親に向き直りました。

「本日の17時の授業については、別の日への振替をご案内いたします」

「振替じゃなくて、今日やってほしいんです」

「18時からは、別の生徒さんがこの講師の授業を受ける予定です」

教室長は、時間割の18時の欄を指しました。

そこには、別の生徒の名前がすでに記されています。

「ここへ追加で入っていただくと、先に予約している生徒さんが、予定どおりの指導を受けられなくなります」

「でも、うちだって月謝を払っています」

母親がそう言うと、教室長は声を荒らげることなく答えました。

「はい。ですから、息子さんにも確保した1時間をきちんと受けていただきたいと思っています」

そして、空いている振替日時が書かれた用紙をカウンターに置きました。

「同じように、18時から来る生徒さんの環境も守らなければなりません」

母親は時間割と用紙を見比べたあと、ようやくペンを取りました。

「…木曜日なら来られます」

「では、木曜日の17時でお取りします」

手続きが終わると、母親は何も言わずに出口へ向かいました。

その後ろを歩いていた男の子は、自動ドアの前で一度振り返り、受付スタッフへ小さく頭を下げました。

教室長は男の子にも聞こえるように、穏やかな声で言いました。

「木曜日は、君のために1時間空けて待っていますからね」

理解を得た瞬間

※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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