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妻「一緒に不妊検査を受けて」夫「俺は今行く必要ない」→検査で浮気が発覚し離婚、妻が選び直した未来

妻「一緒に不妊検査を受けて」夫「俺は今行く必要ない」→検査で浮気が発覚し離婚、妻が選び直した未来

検査をめぐる温度差

結婚して2年。子どもを望んでいたのになかなか授からず、私は思いきって不妊治療を切り出した。

「一緒に不妊検査を受けて」

「俺は今行く必要ない」

夫はスマートフォンから目も上げずに、そう言い捨てた。

「原因は二人で調べるものでしょ。先生もそう言ってたよ」

「だから、まずお前が受けてくればいいだろ」

その素っ気なさが、ずっと喉に引っかかっていた。私だけ先に、初期検査を受けることになった。

診察室で告げられたのは、思いもしない結果だった。

「これは、念のため確認が必要ですね」

先生の言葉に、頭の中が真っ白になった。なぜ、こんな数値が出るのか。心当たりなんて、何ひとつないのに。

繋がっていった違和感

帰り道、ぼんやりと最近の夫を思い返していた。妙に帰りが遅い。スマートフォンを片時も手放さず、お風呂にまで持ち込む。検査をかたくなに拒んだ態度。点と点が、一本の線で繋がっていく。

その夜、夫が眠ったあと、私は充電中のスマートフォンを手に取った。震える指で画面を開く。そこには、知らない女性とのやり取りがびっしりと並んでいた。

翌朝、私はそれを夫の前に置いた。

「検査でね、思いもしない結果が出たの。理由、これでしょ」

夫の顔から、すっと血の気が引いた。

「いや、これは……ただの友達で」

「友達と、毎晩こんな話をするの?」

言葉に詰まった夫は、視線を泳がせ、最後はうつむいて黙り込んだ。あれだけ偉そうだった人が、ひと言も言い返せずにいる。

「だから検査に来なかったんだね。バレるのが、怖かったんだ」

「……悪かった。一回だけのつもりだったんだ」

「一回でも、何回でも、もういい。私はあなたと、子どもを育てたいなんて思えない」

選び直した今

離婚の手続きは、驚くほど淡々と進んだ。引き止める言葉も、すがる姿もなかった。ただ、最後に夫が小さく「すまなかった」とつぶやいたのを、私は背中で聞いていた。

あの検査は、もしかしたら私を守るために起きたのかもしれない。今ではそう思える。

あれから数年。私は新しい人と出会い、再婚した。お腹には、二人目の子がいる。

「無理しないで、座ってて」

今の夫は、頼んでもいないのに先回りして気づかってくれる。あの頃、検査の付き添いすら断られた私が、今は当たり前に隣にいてもらえる。元夫が今どうしているかは知らない。けれど、立場も幸せも、すっかり入れ替わったのだけは確かだ。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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