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【日常ミステリー】小学生だった私の机に金蛇水神社の水晶ストラップが出現→家族全員が心当たりなしと答えた朝

【日常ミステリー】小学生だった私の机に金蛇水神社の水晶ストラップが出現→家族全員が心当たりなしと答えた朝
朝の机から現れた見慣れない水晶
小学生の頃の、はっきりと覚えている朝のことです。
窓の外はまだ少し肌寒く、廊下の床板がきしむ音まで覚えています。
学校に持っていく筆箱を取ろうと、いつものように自分の部屋の机の引き出しを開けました。
その手前に、見慣れない小さな玉が転がっていたのです。
透明できれいな水晶玉と、金色の蛇のモチーフがついた立派なストラップでした。
「これ、なんだろう」
指先で持ち上げると、ひんやりと冷たく、ずしりと重みがあります。
朝の光が差し込んで、玉の中で蛇のうろこがちらりと光りました。
前日の夜、寝る前に同じ引き出しを開けて鉛筆を入れた記憶があり、その時には絶対に入っていませんでした。
家族全員が心当たりなしと答えた
朝食の席で、まず母に聞いてみました。
「お母さん、こんなのうちにあったっけ」
母は手に取ってじっと眺め、首を横にゆっくり振ります。
父も、当時同居していた祖母も同じように首をかしげるだけでした。
「お父さんが買ってきたんじゃないの」と母が念のため聞き返しても、父は新聞越しに静かに首を振ります。
札の文字を読むと「金蛇水神社」とあり、放課後に図書室の地図で調べました。
宮城県岩沼市にある古い金運の神社だと分かったのです。
自宅は仙台市内で、家族でお参りに行く神社はそこではありません。
金運のお守りを小学生の自分がねだったとも考えにくく、デザインも子供心をくすぐる華やかさはありませんでした。
気になって、その後も何度か家族に「本当に知らない?」と確認しました。
夕食の前にも、休日の昼下がりにも、思い出したように同じ質問を繰り返したのです。
全員が首を振るだけで、買ってきた人は最後まで現れません。
縁起が良いからと飾り、最後は近所の神社で供養した
「縁起が良さそうだから、飾っておきなさい」
母にそう言われ、机の上の小さな棚に置くことにしました。
勉強机の隅で水晶玉は静かに光り、何かが起きるわけでもありません。
けれど引き出しを開ける時、ふとあの朝の冷たい手触りを思い出して指先が止まる夜もありました。
友達に話しても「親が忘れてるんじゃないの」と笑われ、自分でもそう思おうとしたほどです。
しばらく飾ったのち、両親と相談して近所の神社で供養していただいたと記憶しています。
白い紙に包んで神主さんに渡した時、ようやく肩の力が抜けたのを覚えているのです。
大人になった今、改めて家族に聞いてみても答えは同じでした。
誰があれを引き出しに入れたのか、その朝の光景だけが鮮明に残っています。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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