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「聞こえていなければ意味がない!」息子の間違いを謝った。でも、ママさんのクレームが止まらなかった

「聞こえていなければ意味がない!」息子の間違いを謝った。でも、ママさんのクレームが止まらなかった
赤ちゃんコースで漂っていた違和感
息子を生後半年から通わせていた英語教室で、同じクラスのママに最初から違和感があった。
挨拶をしても返さない。私が置いたベビーカーをいつの間にか勝手に隅へ動かしている。
理由を聞いても無言で目を逸らされた。
教室内のママたちはみな笑顔で会釈を交わすのに、その人だけが空気を一段冷たくしていた。
その日は教室の床に出席カードを広げる時間だった。よちよち歩きの息子が手を伸ばし、ママさんの子供のカードの端をほんの少しだけ折ってしまった。私はすぐに膝をついて頭を下げた。
「ごめんなさい、息子が折ってしまって。本当に申し訳ないです」
ママさんは何も言わず、ただこちらを見ていた。
視線が刺さるのは感じたが、レッスン中なので深く話す時間はなかった。レッスンは何事もなく終わり、私はその日を「謝って済んだこと」だと思って帰路についた。
数時間に及んだ本部へのクレーム
翌日の昼、教室の本部担当者から電話が入った。ママさんが数時間にわたってクレーム電話を入れていたのだという。
「謝っていない、先生も気づいていたのに注意しなかった、と強くおっしゃっていて」
私は耳を疑った。
担当の先生にも確認が入ったが、先生はそもそもカード折りに気づいていなかった。
電話越しの主張と事実があまりにかけ離れていることに、本部側も困惑している様子が伝わってきた。挨拶無視もベビーカー移動も全部黙って抱えてきた私は、ようやく口を開いた。
「私はその場で謝りました。先生は把握していません」
担当者は深く息を吐き、「相手が感情的になっています。絶対に教室の外では謝罪しないでください」と念を押した。
本部側で正式に謝罪の場を設定する、トラブル拡大を防ぐためです、と続けられた。
正式な場で繰り返された詰問
後日、本部の一室でママさんの子供本人に頭を下げた。子供はきょとんとしていた。隣の母親が静かに口を開いた。
「息子は気にしていない」
続けて低い声で詰めてきた。
なぜその場ですぐに謝らなかったのかと。
「すぐに謝りました」
私が説明すると、相手の表情がさらに険しくなった。眉間に皺が寄り、語気が一段上がる。
「聞こえていなければ意味がない!」
本人は気にしていない、と言いながら、聞こえなかったから無効だと責められる。
担当者が間に入っても話は平行線だった。先生の証言を出されても、相手は首を縦に振らない。
理不尽な詰問は終わらず、私はただ頭を下げ続けるしかなかった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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