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「やっぱり、君が頼りだね」普段褒めない上司から放たれた一言→4年地味な業務を続けた私に届いた本音

4年続けてきた地味な担当業務
40代の私は、その会社で4年。
任されていたのは伝票の確認や顧客データの突き合わせといった、誰の目にも留まらない地味な業務でした。
新人が入っても、まずこの担当を回されることはありません。
直属の課長は、評価面談以外でこちらを褒めることがほとんどない人でした。
何かを成し遂げても「ふーん」で終わる。
会議では若手の派手な提案にだけ反応して、ベテランがコツコツ詰めた数字には黙ったまま。
それが当たり前だと思って、淡々と作業を続けていたんです。
異変に気づいたのは、ある月末の処理を回していた夕方でした。
出力された一覧の数字が、いつもの感覚と一桁分ズレている。
(あれ、これおかしい)
マウスを持つ手が止まりました。4年同じ画面を見ていたからこそ、その小さなズレが妙に大きく見えたんです。
自分の判断で突き止めて、対処した夜
誰かに相談する前に、原因を辿ろうと決めました。
社内システムのログを順番に開き、関係部署のやりとりを掘り返していくと、連携している別システムの設定が、先週のメンテナンスで一部書き換わっていたんです。
放置したら翌日の請求にそのまま影響が出る。
残業届を出して、関係部署にメールを飛ばし、夜のうちに自分で修正を入れました。
家に帰ったのは終電間際です。
最寄駅から歩く道は、頭が冴えているのか疲れているのかも分からない感覚でした。
翌朝、出社して課長のデスクに経緯と対処をまとめた紙を置きました。
叱られる覚悟もありました。
判断を勝手に進めたことを、嫌う人もいる職場だったからです。
ところが、紙に目を通した課長は顔を上げて、ぽつりと言ったんです。
「やっぱり、君が頼りだね」
普段、絶対にそんな言い方をしない人でした。
一瞬、聞き間違えたかと思って黙っていると、課長は紙の隅を指で軽く叩きながら、もう一言だけ重ねたんです。
「気づけたの、4年間見てきた君だからよ。新人じゃ無理」
続けて出てきた一言で、ようやく実感しました。
地味だと思っていた仕事を、ちゃんと見ていてくれた人がいた。それが、いちばん嬉しかったんです。
派手な成果も、わかりやすい昇進もない毎日でした。
それでも積み重ねた4年が、ひとつの判断を支えてくれたんです。声に出さない誰かが、ちゃんと見ていてくれている。
それを信じてもいいんだなと、その朝、ようやく思えたのでした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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