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「遅いんだけど?」買い物中も先に車に戻る元夫→公共料金を滞納し続けた人と離婚して気づいた本当の解放

「遅いんだけど?」買い物中も先に車に戻る元夫→公共料金を滞納し続けた人と離婚して気づいた本当の解放

公共料金の督促状が、毎月のように届く家

離婚を経て、いま私は実家で穏やかに暮らしています。

結婚していた当時を思い出すと、いちばん最初に頭に浮かぶのは、玄関ポストにつっこまれた督促状の束です。

元夫は、お金の管理がほとんどできない人でした。

給料日が来ると、その日のうちに使い切ってしまうタイプ。

そのうえ、私の収入を当てにする習慣がついていたようで、何度も「仕事でお金がいるから」と頭を下げて、借りに来るのです。

「来月にはちゃんと返すから」

「これがないと回らないんだよ」

そう言われて出したお金が、感謝と共に戻ってきたことは、ほとんどありません。

むしろ、頭を下げてくれるはずの立場から、いつの間にか「出してもらって当然」の空気に変わっていったのを覚えています。

玄関の督促状が増えるたびに、私の中で何かが少しずつ削られていきました。

買い物中、先に車に戻り「遅いんだけど?」

休日の二人での買い物も、私の中で深く印象に残っています。

普通の夫婦であれば、カートを並べて店内を歩き、献立を相談しながらレジに並ぶのが自然な光景でしょう。

けれど、元夫はまったく違いました。

店に入った時点で、まず見当たらなくなります。

家電コーナー、文房具コーナー、本コーナー。

気づけば、私の興味のない場所に消えていて、レジに並ぶ頃には、もう車に戻っているのです。

会計と袋詰めを終えて駐車場に向かうと、運転席で煙草を吸いながら、じっとこちらを見据えています。

「遅いんだけど?」

窓を下ろして、開口一番この一言。

謝りもせず、手伝う素振りもなく、ただ私の到着が遅いことだけを責める声色。

その時の冷たい視線を、いまでも鮮明に思い出せます。

離婚を決めるまで、何年もこの空気を「結婚生活はこういうもの」と自分に言い聞かせていました。

けれど、書類を提出して縁を切った後、私はあらゆる場面で気づくことになります。

誰の督促状も玄関には届かない。

休日に好きな店をゆっくり回れる。

「遅いんだけど」と責められず、自分のペースで家まで帰れる。

当たり前が当たり前として戻ってきた瞬間、私は深く息を吐きました。

モヤモヤは確かにありました。

でも、その先で「縁が切れて良かった」と心から言える日が来るとは、結婚していた頃の私には想像できなかったのです。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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