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「その格好で来るとは常識がないのか」金髪にピアスで初めて義実家を訪ねた私。だが、それでも通い続けた結果

「その格好で来るとは常識がないのか」金髪にピアスで初めて義実家を訪ねた私。だが、それでも通い続けた結果
初めての義実家で、義父の視線が止まった
夫は私より10歳年上です。
結婚の話が具体的になったころ、初めて夫の実家へ挨拶に行くことになりました。
当時の私は20代前半。髪は明るい金髪のショートカットで、耳にはいくつかピアスをつけていました。
服装も黒を基調にしたものが多く、一般的な「結婚の挨拶」のイメージとは少し違っていたかもしれません。
もちろん、派手な格好で驚かせたいわけではありません。ただ、普段の自分とかけ離れた姿で会うのも違う気がしていました。
「このままで行って大丈夫かな」
出かける前に夫へ聞くと、「いつものままでいいよ」と言ってくれました。
その言葉に背中を押され、私は義実家の玄関に立ちました。
「はじめまして。今日はお時間をいただいてありがとうございます」
出迎えた義父は、私の顔を見たあと、髪や耳元へゆっくり視線を移しました。そして少し間を置いて言ったのです。
「その格好で来るとは常識がないのか」
あまりに突然の言葉で、私は返事ができませんでした。
夫がすぐに「父さん、初対面でそんな言い方はないだろ」と止めてくれましたが、胸の奥には重たいものが残りました。
その日の帰り道、私は夫に聞きました。
「やっぱり、私みたいな見た目は嫌なのかな」
夫は少し考えてから、「父さんは昔から、自分の基準と違うものを見るとすぐ口に出すんだ。
でも、だからってあの言い方がいいわけじゃない」と答えました。
私はその言葉を聞きながら、結婚したらこの先もずっと見た目だけで判断されるのだろうかと不安になりました。
会うたびに、義父の態度が少しずつ変わった
それでも、夫との結婚を諦めたいわけではありませんでした。
私は髪を黒く染めることも、ピアスをすべて外すこともしませんでした。
ただ、義実家へ行ったときには普通に挨拶をし、頼まれれば手伝い、食事のあとは義母と一緒に片づけをしました。
義父とは最初こそほとんど会話がありませんでしたが、何度か顔を合わせるうちに、少しずつ向こうから話しかけてくるようになりました。
ある日、夫が仕事で疲れていたため、私が代わりに荷物をまとめて車へ運んでいました。
帰ろうと玄関で靴を履いていると、後ろから義父が言いました。
「お前、見た目と違ってよう気がつくな」
褒められたのかどうか、一瞬迷いました。
すると隣にいた義母が、「それ、褒めてるつもりだから」と苦笑しました。
私は思わず笑ってしまいました。
義父は最初、確かに私を見た目だけで判断していたのだと思います。けれど、会う回数が増えるにつれて、少しずつ考えを変えてくれたのでしょう。
今では髪型のことを冗談めかして聞かれることもありますし、義父と二人で普通に話すこともあります。
初対面の日の言葉を忘れたわけではありません。それでも、最初の印象だけですべてが決まるわけではないのだと、義父との関係を通して感じています。
※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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