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「あと1歳、年上なら良かったのに」相性占いの結果を持ち出してきた義両親→提案された内容に絶句

「あと1歳、年上なら良かったのに」相性占いの結果を持ち出してきた義両親→提案された内容に絶句
挨拶を終えた、その後で
結婚が決まり、双方の両親への挨拶も無事に済ませました。
あとは式の日取りを決めるだけ。そう思っていた頃のことです。
ある週末、義実家に呼ばれました。お茶を出す私に、義母が少し言いにくそうに切り出します。
「実はね、二人のこと、見てもらってきたの」
見てもらう。その意味が、すぐには掴めませんでした。
「この辺りで有名な、祈祷師さんのところよ」
隣で義父も、当然のようにうなずいています。
私たちには一言の相談もないまま、二人の相性を勝手に占ってきたというのです。
「それで、なんて言われたんですか」
夫が尋ねると、義母は湯呑みを置いて、ため息をつきました。
「あと1歳、年上なら良かったのに」
私の生まれ年が一年ずれていれば、相性は良かった。
裏を返せば、今のままでは悪いということです。
年をあげる、という提案
黙り込む私に、義母は明るく続けます。
「でもね、直す方法はあるんですって」
義母が広げた紙には、日取りが赤い丸で囲まれていました。
「餅を踏めば、年をひとつあげられるそうなの」
餅踏み。一歳のお祝いに、赤ちゃんへ餅を踏ませる、昔ながらの願掛けの行事です。
それを、三十を過ぎた大人の私にやらせようというのでした。
「……私が、踏むんですか」
「そうよ。踏めば1歳上になれるんだから、困ることはないでしょう」
冗談ではありませんでした。義母は本気だったのです。知らないところで二人の結婚が勝手に測られ、足りないと決められていた。
占いを信じるかどうかより、そのことが怖くなりました。
先に口を開いたのは、夫でした。
「勝手に占って、人の結婚に口を出さないでください」
静かな、けれどはっきりとした声でした。義母の顔から、笑みが消えます。
「あんたたちのためを思って…」
「思ってくれるなら、まず僕たちに聞いてください」
私も、まっすぐ義母を見て伝えました。
「餅踏みは、遠慮させていただきます」
義母は何か言いかけて、口を閉じました。助けを求めるように義父を見ます。けれど義父は湯呑みに目を落としたまま、ぽつりと言いました。
「……まあ、順番が違ったな。先に本人らに聞くのが筋だ」
味方だと信じていた人に、そう言われたのです。義母は、それきり黙り込みました。
「相性は、これから二人で作っていきます」
私がそう続けても、返ってくる言葉はもうありません。玄関まで見送りに出た義母は、最後まで目を合わせませんでした。
あれ以来、占いの話が持ち出されたことは一度もありません。式の段取りを決めるときも、「これ、聞いてもいい?」と、義母のほうから確かめてくるようになったのです。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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