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「車で送ればいいのに(笑)」雨の中子供を送る私を陰で笑った登校班のママ→グループに家庭の事情を送った結果
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雨の朝のグループ連絡
うちの息子は小さい頃から喘息を持っていて、雨や寒さで一気に咳き込む。発作が出ると夜通し眠れず、ひどいときは病院に駆け込むこともある。
だから雨の朝だけは、登校班の集合場所まで車で送ってから合流させていた。徒歩でも通える距離だけれど、濡れて冷えた体で歩かせるのが怖かったのだ。
そんなある雨の朝、子供会も一緒の母親が、登校班の連絡グループにこう書き込んだ。
「みなさん、送る判断早くないですか?」
「他の班は歩いてるし、今はさほど降ってないのに」
全員に向けた書き方だったけれど、明らかに車で送る私を指しているのは分かった。
「うちの子、喘息があるので。雨の日だけ車で送らせてもらってます」
事情だけ、淡々と返しておいた。
届いた一通の陰口
すると数分後、別の母親から私だけに個別のメッセージが届いた。グループではなく、わざわざ一対一の画面で。
「なんか面倒ですね、車で送ればいいのに(笑)」
送り迎えはしている。文章を読み違えているうえ、子供の病気を笑いものにする一言に、指先が冷たくなった。けれど私は、ここで言い返すべきだと思った。
「車は運転できます。喘息の子を、雨の中わざわざ歩かせろと?」
私はそう返し、続けて全員のいるグループにも書いた。雨の日に車を使う理由、医師から運動誘発の発作に気をつけるよう言われていること、決して送り迎えをサボっているわけではないこと。それを一つずつ、感情を抑えて淡々と並べた。
すぐにいくつもの既読がつき、しばらく誰も書き込まなかった。重い沈黙のあと、最初に判断を責めた母親が、ようやく短く打ってきた。
「……知らなくて。すみませんでした」
個別に陰口を送ってきた母親は、それきり何も返してこなかった。グループにも、私への個別メッセージにも、一言も。
翌朝の集合場所で顔を合わせたとき、彼女は私と目を合わせられず、小さく会釈だけして、子供を置くと足早に離れていった。前の日まで笑っていた余裕は、もうどこにもなかった。
代わりに、別の母親が近づいてきた。
「実はうちの子もアレルギーで、車で送る日があるんです。言いづらかったから、はっきり書いてくれて助かりました」
その横で、もう一人の母親も静かにうなずいていた。あの日を境に、雨の朝に車を出すことを陰で笑う人は、もう誰もいなくなった。
私は傘をたたみ、息子の手をしっかり握って、いつもより少しだけ軽い足取りで歩き出した。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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