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「ただの社員旅行だよ」突如、三日間家を空けた夫。だが、同僚の奥さんから聞いた最悪な嘘とは

「ただの社員旅行だよ」突如、三日間家を空けた夫。だが、同僚の奥さんから聞いた最悪な嘘とは
連休に消えた夫
娘が生まれて三か月。仕事も辞め、私は朝から晩までひとりで家事と育児を回していた。寝不足で頭はぼんやり、笑い方も忘れかけていた頃だ。
そんな三連休の前夜、夫が軽い調子で言った。
「悪い、明日から会社の旅行なんだ」
「えっ、この連休に?三日も?」
「ただの社員旅行だよ」
「研修みたいなもんだから、気にするな」
赤ん坊を抱えたまま、私はその背中を見送るしかなかった。
同僚の一言で崩れた嘘
夫が帰ってきても、私の中のもやもやは消えなかった。日帰りの観光地のお土産、給料明細に出張手当の影もない。研修なら資料の一枚くらいあるはずなのに、それもなかった。
きっかけは、保育園のことで連絡を取り合っていた夫の同僚の奥さんだった。世間話のついでに、私はそれとなく旅行のことを尋ねてみた。
「社員旅行、お疲れさまでした。研修もあって大変だったみたいですね」
相手は不思議そうに笑った。
「研修なんてなかったですよ。ただの観光です」
受話器を持つ手が、すっと冷たくなった。給料も出ない自腹の観光旅行。ひとことも聞いていない。
その晩、私は夫に静かに切り出した。
「ねえ、ひとつずつ聞いていい?」
「ん、なんだよ」
「あの旅行、研修もなくて、給料も出ない、ただの観光だったんだよね」
義実家を巻き込んだ朝
夫の笑みが、わずかにこわばった。
「い、いや、それは付き合いってやつで」
「付き合いで、夜のお店にも行ってたんだ。私が娘とふたりで連休をつぶしてる間に」
夫の喉が、こくりと鳴った。
視線が宙をさまよい、開きかけた口が言葉を見つけられないまま閉じる。言い訳の糸が、一本ずつ切れていくのが見えた。
「……ごめん。ちょっと、はしゃぎすぎた」
「ふざけないで!」
私はその場で、義実家に電話をかけた。産後ずっとひとりだったこと、夫が連休に自腹の観光と夜遊びに消えたこと、嘘をついていたこと。事実だけを順番に並べた。
電話の向こうで、義母の声が低くなった。
「あの子、なんてことを。明日そっちに行きます」
翌朝、玄関先で頭を下げる夫の隣で、義母が容赦なく息子を叱りつけた。
義父も腕を組んで黙って睨んでいる。夫は身を縮めて、ただ「すみません」と繰り返すしかなかった。
「ごめんで済む話じゃないわよ。あんた、誰のおかげで暮らせてると思ってるの」
あの日から、休みのたびに先に動くのは夫になった。私はあのとき確かに、立場が入れ替わったのだと思っている。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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