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「うちは3人すぐできたけど」と一人っ子に嫌味を言う義母。だが、夫の一言で状況が一変

「うちは3人すぐできたけど」と一人っ子に嫌味を言う義母。だが、夫の一言で状況が一変
うれしい成長報告のはずが
うちは一人っ子だ。義母は三人を育て上げた人で、会うたびにその「三人」を持ち出してくる。
その日も、息子の成長がうれしくて、私はつい話してしまった。近所に年下のお友達ができて、弟や妹がどういう存在なのか、最近ようやくわかってきたのだと。
「あのね、お友達は赤ちゃんがいるから、お兄ちゃんなんだって。すごいでしょ」と、息子は得意げに教えてくれた。その健気さがかわいくて、笑顔で報告したつもりだった。
ところが義母は、ふっと鼻で笑うようにこう返した。
「一人っ子だとね…うちは3人すぐできたけど」
場の空気が、すっと冷えた。せっかくの成長の話が、なぜか産んだ数の話にすり替えられている。
毎回の比較マウント
こういう発言は、これが初めてではなかった。何かにつけて、義母は自分の子育てと比べてマウントを取ってくる。
「うちの子たちはそういうことはなかったけどねえ」
悪気がないのか、本気で見下しているのか。どちらにしても、聞くたびに胸の奥がざらつく。一人っ子であることを、まるで足りないことのように言われるのが、ずっとつらかった。
その日も私はうまく言い返せず、曖昧に笑ってやり過ごそうとした。
けれど、隣で聞いていた夫が、湯のみを置いて口を開いた。
「数の話はしてません」
静かだが、はっきりした声だった。義母の笑みが、ぴたりと止まる。
「今は、この子がお友達のことを思いやれるようになった。その話をしてるんですよ」
引っ込んだ自慢
義母は、何か言いかけて口をつぐんだ。「いえ、私はただ……」と言いよどみ、視線が宙をさまよう。続く言葉が、出てこないようだった。
夫は穏やかなまま、もう一押しした。
「うちはうちのやり方でやってます。三人だから偉い、一人っ子だから劣る、なんてないでしょう」
義母はとうとう黙り込み、気まずそうに湯のみへ目を落とした。いつもなら一言多い人が、今日は反論の一つも返してこない。
そばで聞いていた義父まで、小さくうなずいて「そうだなあ」とこぼした。
息子は何も気づかず、まだお友達の赤ちゃんの話を続けている。その無邪気な声だけが、しんとした部屋に明るく響いた。
「うちの子、優しいでしょう」と私が言うと、夫は「自慢の息子だよ」と笑った。
それからというもの、義母の口から「三人」の比較が出ることは、ぱたりと減った。たまに言いかけても、夫の顔をちらりと見て、自分から飲み込むようになった。比べないでほしい。たったそれだけのことを、ようやく言ってもらえた気がした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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