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「少しだけ預かって!」子供を何時間も預ける非常識なママ友。だが、正直な気持ちを伝えた結果

気さくなママ友が見せ始めた距離感
子どもが幼稚園に通い始めた頃、同じクラスのママ友グループの中で、ひときわ距離感の近い人がいた。
送り迎えの時に声を掛けてくれて、行事の段取りも先回りで教えてくれる。
新米保護者の私にとって、最初は本当に助かる存在だった。
気さくで親しみやすく、こちらの肩の力も自然に抜けていく相手だと感じていた。
関係が変わり始めたのは、子どもの夏休みが近づいた頃だった。
土曜日の朝、メッセージアプリの通知が鳴った。
「少しだけ預かって!」
急な用事ができたから、二時間ほどで戻ると書かれていた。
最初の数回は私も快く引き受けた。子ども同士は仲が良く、家の中で遊ばせておけば手間も大きくない。
彼女からの「助かる」「ありがとう」も毎回素直に嬉しかった。
「前は大丈夫だったよね」と返された朝
ところが回数を重ねるうち、依頼の頻度がじわじわ増えていった。
週末になるたび当然のように連絡が来る。
約束した時間は曖昧で、二時間と言っていたはずが四時間を超えることも珍しくない。
お迎えに来ても玄関先で立ち話が長く、子どもを引き取ってから帰るまでに更に三十分。お礼の品はあったりなかったりだった。
家族の予定もある週末、私だけが拘束されていく感覚が強くなっていく。
夫からも「今日また預かってるの?」と苦笑混じりに指摘されるようになった。
私は意を決して、次の依頼の時にやんわりと断った。今日は家族で予定が入っているから難しいと。返ってきた返事はあっさりしていた。
「前は大丈夫だったよね」
その一言で、私の中で何かが切り替わった。
私は今まで彼女のために空けてきたつもりだった時間が、彼女にとってはただの「使える時間」として処理されていたのだと気づいた瞬間だった。
「今後は預かれない」と伝えた朝の一変
家族会議のような時間を経て、私は答えを固めた。次に依頼の連絡が来たのは、それから二週間後の金曜の夜だった。
明日の午前中、二時間だけお願いと書かれた文面に、私は短く返信した。
「今後は預かれない」
言い訳も予定も添えず、それだけを送った。
心臓は少し速くなったけれど、後悔はなかった。これ以上の曖昧な距離感はお互いのためにならない。送信した瞬間、肩から長く溜まっていた重さが下りていく感覚があった。
返信は短い了解だけだった。それ以降、預かりの依頼はぴたりと止まった。送り迎えで顔を合わせれば挨拶は交わすが、休日の連絡は来ない。
気まずさは少し残ったが、家族の週末が私の手元に戻ってきた感覚のほうがずっと大きかった。やんわり断る時期はもう過ぎていた。一度だけはっきりと線を引く。それで関係の歪みは静かに直ってくれた。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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