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「私、それ聞いてないんで」→部長の指示を平然と無視する要領のいい同僚、社長に呼ばれた直属の課長は青ざめた

「私、それ聞いてないんで」→部長の指示を平然と無視する要領のいい同僚、社長に呼ばれた直属の課長は青ざめた

飲み込みは早いのに、肝心な仕事だけ素通しする後輩

数年前、私の部署に新しく入ってきた女性は、一癖あるのに誰からも嫌われない不思議なタイプでした。

覚えはとにかく早い。説明を一度すれば、その日のうちに自分の言葉で動いてしまう。

だから最初は、頼もしい後輩が来たと思っていたんです。

違和感が出てきたのは、責任者である部長から重めの指示が落ちてきた時のこと。

明らかに彼女へ振られた仕事なのに、彼女は資料も作らず、関係先にも連絡を入れず、ただ自分の好きな案件だけを進めていました。

手をつけない理由を聞かれても、すぐにスマホを覗き込んで話を切り上げてしまうんです。

「あれ、進めてくれてる?」と部長が確認しに来た時、彼女はこともなげに言い放ちました。

「私、それ聞いてないんで」

その場の空気が、すうっと冷えました。

社長室から戻ってきた直属の課長の顔色

当然、回らなくなった案件のしわ寄せは、彼女の直属の課長に行きました。

期日を過ぎた書類が積み上がり、取引先からの催促も課長へ集中。

やがて社長室に呼び出される回数が、目に見えて増えていったのです。

ある日、長い面談から戻ってきた課長は、誰とも目を合わせずに席に着きました。

「うちの管理が甘いと。それは、そうなんですけど」

独り言のような声が、私にだけ届きました。

当の彼女はと言えば、定時にきっちり退社して、友人とランチの予定を立てている。

怒られている課長の方が、はるかに真面目に仕事と向き合っているのは、誰の目にも明らかでした。

「あの人、自分の評価が下がるって分かってないんですかね」

同期が小さな声で愚痴を漏らしました。

けれど不思議なことに、彼女自身の評価は決して悪くなかったのです。

会議では物おじせず発言し、社外の打ち合わせでは愛想よく振る舞う。表に出るところだけは、いつも完璧でした。

(こういう要領のいい立ち回りをする人は、いつか評価されなくなる)

私はそう自分に言い聞かせました。けれど、課長は痩せていき、彼女は今日も笑っている。

その光景が頭から離れなくて、何度も同じ問いが胸に浮かびます。

真面目にやっている方が、なぜ削られていくんだろう。答えは出ないまま、モヤモヤだけが残りました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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