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「母の日は実家に帰るよ」と報告する夫。だが、続く一文に思わず呆れた

夫からの突然のメッセージ
ある日の昼休み。スマホの画面が明るくなり、夫からのメッセージが届きました。
『母の日は実家に帰るよ』
夫は普段からマメに義実家と連絡を取るタイプ。
母の日に顔を出すこと自体は素敵なことだし、私も大賛成。コーヒーを飲みながら、気軽に返信を打ち込みました。
『わかった!行ってらっしゃい』
快く送り出したつもりだったのに。数分後、スマホが震えて画面を見た瞬間、思わず深いため息が漏れました。
『え、何言ってるの?お前も一緒に行くんだけど。あと、プレゼントも見繕ってね』
画面を見つめたまま、言葉を失う私。
義母への感謝の気持ちはもちろんありますが、なぜ私が同行し、さらにプレゼントの用意まで丸投げされるのが「当たり前」になっているのでしょうか。
私にだって「母」はいる
夫の頭の中では、「家族のイベント=自分の実家を優先」という図式が完全に出来上がっている様子。
百歩譲って同行するのはいいとしても、一番許せなかったのは、私の事情をまったく考慮していないことでした。
ふつふつと湧き上がる怒りを抑えつつ、深呼吸をしてから画面をタップします。
『私にも母がいるんですけど?今年は自分の実家に帰って、母と過ごす予定だから一人で行ってきてね』
送信ボタンを押した瞬間、少しだけ胸のつかえが取れた気がしました。
これまで、なんとなく夫のペースに合わせて義実家を優先してきましたが、私にだって大切にしたい親がいます。
しばらくして、夫から『そっか、ごめん。じゃあプレゼントは自分で買うよ』と返信が。
少しは自分の無神経さを反省したのかもしれません。
今年の母の日は、それぞれが自分の母親を労う日。
綺麗にラッピングされた赤いカーネーションを思い浮かべながら、私は自分の母の喜ぶ顔を想像して、そっと微笑みました。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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