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「フェアの準備、パパッとやっておいて!」と丸投げする先輩。だが、商品名を書いてないPOPを渡した結果

Two young artists in green aprons kneel and paint a large fantasy scene on a canvas inside a busy bookstore.
フェアの準備パパッとやっておいてと丸投げする先輩だが商品名を書いてないPOPを渡した結果

丸投げ先輩の呆れた行動

「ねえ、私忙しいからこのフェアの準備、パパッとやっておいて!」

私が働く書店には、10歳上の厄介な女性先輩がいます。

面倒な実務はすべて後輩に押し付け、いざ完成すると「これ、私が企画して並べたんですよ」と店長にちゃっかりアピール。他人の努力を平然と自分の手柄にしてしまう、本当に困った人なのです。

ある日のこと、大型連休に向けた目玉ミステリー小説の特設コーナー作りが先輩の担当になりました。

「この本、絶対売れるから!POPとか展開のレイアウト、いい感じに作っといてね。私の企画なんだから気合い入れてよ?」

またしてもお決まりの丸投げ。大量のダンボール箱と参考資料だけを押し付けられ、先輩は早々にバックヤードの休憩室へと消えていきました。

いつもならイライラしながらも完璧に仕上げる私。

しかし、今回は少しだけスパイスを効かせてみることにしたのです。

あえて残した空欄。店長チェックで見事な自爆!

私は指示通りに平台のレイアウトを組み、目を引くカラフルな手書きPOPを作成しました。

ただし、一番目立つ特大POPの「本のタイトル」だけを真っ白な空欄にしたままで。

「先輩、準備終わりました。あとはメインのタイトルを入れるだけなので、最終チェックをお願いしますね」

休憩から戻ってきた先輩にそう伝えて渡すと、彼女はろくに中身も確認せず「はいはい、ご苦労さん」と受け取りました。

そして午後、いよいよ店長による売場チェックの時間です。

「店長!私が企画した特設コーナー、どうですか?」

自信満々に案内する先輩でしたが、売場を見た店長の顔はみるみる険しくなっていきます。

「おい、なんだこの特大POPは。肝心の本のタイトルが書いてないじゃないか! これじゃあお客様に何をおすすめしたいのか、全く伝わらないぞ!」

「えっ!?あ、いや、それは……その……」

まさかの指摘に、先輩の顔面は蒼白に。口をパクパクさせて完全にパニック状態です。

そのタイミングで、私はスッと前に出ました。

「店長、こちらが完成版のPOPです。先輩がお忙しそうだったので、念のため私がタイトルを入れたものを清書しておきました」

私が完璧な特大POPを差し出すと、店長はパッと顔を輝かせました。

「おお、素晴らしい出来だ! 君がここまで考えて作ってくれたのか。ありがとう!」

「いえ、先輩の『素晴らしい企画』を形にしただけですから」

私がニッコリと微笑みかけると、先輩は悔しさと恥ずかしさで耳まで真っ赤に。

手柄を横取りしようとした結果、見事な自爆を果たした先輩の姿に、胸のすくような痛快感を味わった瞬間でした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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