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「10万円は、自分のお金だからいい」ボーナス直後に高額な買い物をした夫。だが、私が夫にお願いしたのは

「10万円は、自分のお金だからいい」ボーナス直後に高額な買い物をした夫。だが、私が夫にお願いしたのは
玄関に置かれた、見覚えのない箱
結婚して数年。
私たちは共働きで、毎月それぞれ決まった額を生活費として出し、残りを貯蓄や自分のために使っていました。ただ、ボーナスや大きな買い物については、できるだけ事前に相談しようと話していました。
ある日、帰宅すると玄関に見覚えのない大きな箱が置かれていました。宛名は夫です。
帰宅した夫が箱を開けると、中から出てきたのは以前から欲しがっていた電子機器でした。
「これ、買ったの?」
「うん。前から欲しかったやつ」
ちょうどボーナスが振り込まれた直後でした。金額を聞くと、およそ10万円。私は思わず聞き返しました。
「どうして、一言だけでも先に言ってくれなかったの?」
夫は少し考えてから、不思議そうに答えました。
「10万円は、自分のお金だからいい」
夫にとっては、自分で働いて得たお金を使っただけという感覚だったのでしょう。けれど、これまでも高い買い物を相談なしで決められることが何度かあり、そのたびに私は何となく引っかかっていました。
生活費や子どもの教育費については二人で話し合っているのに、大きなお金が動くときだけ「自分のお金」と線を引かれる。そのことが寂しく感じたのです。
お金を責めたいわけではなかった
その夜、子どもを寝かせたあと、私は夫ともう一度話しました。
「あなたのお金を全部管理したいわけじゃないよ。ただ、大きな買い物をするときは、お互いに知っておきたい」
夫はしばらく黙っていました。
私は、10万円を使ったこと自体が嫌だったわけではありません。何も知らされないまま決まっていたことに、不安を感じていました。
「私も高いものを買うなら先に言う。それでどう?」
そう伝えると、夫はようやく小さくうなずきました。
その週末、私たちは家計について改めて話し合いました。毎月細かく使い道を報告するのではなく、ある程度まとまった金額の買い物だけは、買う前にひと言伝える。それだけのルールにしました。
ひと月ほど経ったころ、夫から声をかけられました。
「これ、来月買いたいと思ってるんだけど、先に相談していい?」
大げさな謝罪があったわけでも、夫婦のお金の管理方法をすべて変えたわけでもありません。それでも、相談してから決めるという習慣ができてから、お金をめぐる小さな衝突は減りました。
あの日、私が欲しかったのは10万円の使い道を決める権利ではなく、一緒に暮らしている相手として、ひと言知らせてもらうことだったのだと思います。
※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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