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「車で俺が双子を連れて行くから」写真屋に連れて行った夫。だが、不注意で怪我をさせた結果、義母が怒り心頭

「車で俺が双子を連れて行くから」写真屋に連れて行った夫。だが、不注意で怪我をさせた結果、義母が怒り心頭
3歳の双子は、私でも連れ出せない
双子育児で一番気を張るのが、3歳から5歳までの時期です。
二人が同時に別の方向へ走り出すので、私ですら一人で連れ出すのは控えていました。
七五三の写真ができたと連絡が入り、受け取りに行こうとした休日のことです。
玄関で靴を履いていると、夫が車の鍵を手に取りました。
「車で俺が双子を連れて行くから」
そう言って笑う夫に、私は思わず手を止めたのです。
「二人同時は無理だよ。手をつないだら、絶対に離さないでね」
「大丈夫だって。アルバム取りに行くだけだろ」
夫は双子を抱えるようにして車へ乗せ、あっという間に走り去っていきました。玄関に残ったのは、嫌な予感だけでした。
写真屋の帰りに鳴った、夫からの電話
予感は当たりました。一時間ほどして、夫から慌てた声で電話がかかってきたのです。
「エレベーターで喧嘩して、おでこを壁にぶつけた。泣きやまないんだけど、どうしよう」
写真屋の帰り、エレベーターの中で双子が押し合いになったのだと言います。
受話器の向こうでは、泣き声が響き続けていました。
「急いでそのまま休日診療所へ向かって。私は義母に車で送ってもらうから」
それだけ伝えて電話を切り、近所の義母に事情を話すと、「すぐ行くよ」と鍵を掴んで立ち上がってくれました。
診療所の前で、義母が夫を叱りつけた
診療所に着くと、診察はちょうど終わったところでした。
幸い、たんこぶで済んだと聞いて、ようやく息がつけました。
ほっとしたのも束の間、診療所の前で義母が夫の正面に立ちました。
「あんた、なんてことすんだ?」
夫はすぐに言い訳を始めます。
「ちゃんと手はつないでたんだよ。エレベーターが混んでて…」
「3歳の双子を一人で連れ出したのが、間違いだろう」
義母の声は低く、迷いがありませんでした。
夫は「でも」と言いかけて、その先を飲み込みます。
「この子たちの母親が、どれだけ気を張って連れ歩いてるか、あんた見たことあるのか」
夫は何も返せず、肩を落として、うつむいたまま黙り込みました。出かける前のあの得意げな顔は、どこにもありません。
受付にいた看護師さんも、苦笑いで口を添えました。
「双子ちゃんは、大人二人でようやくですよ」
私は夫の顔をまっすぐ見て、はっきり言いました。
「今度からは二人で行こう。一人で連れ出すのは、無しにして」
「……わかった」
夫は小さくうなずくだけでした。
帰りの車で、夫はハンドルを握ったまま一言も話しません。以来、双子を連れて出かける前には、必ず「一緒に来てくれる?」と聞くようになりました。義母の前で縮こまったあの背中を、私は今でも思い出します。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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