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「おばちゃん、遊びにきた!」連絡なしで家に来るママ友の子供。だが、ママ友の非常識な態度に絶句

朝十時のピンポン
夏休みのある朝、玄関のチャイムが鳴った。ドアを開けると、ママ友の子がぽつんと立っている。
「おばちゃん、遊びにきた!」
母親の姿はない。事前の連絡もなかった。こういうことは、これが初めてではなかった。
連絡なしで子どもだけよこすのは、もう何度目だろう。十時を回ったばかりの時間に、私はとりあえずその子を上げて、自分の子と遊ばせた。
二時間が過ぎ、そろそろお昼になる。さすがに一言あるだろうと、母親にメッセージを送った。
既読はつかない。電話も、無視された。
「ねえ、ママは今なにしてるの?」
その子に尋ねると、あっけらかんと返ってきた。
「ドラマ見てるよ!」
言葉が出なかった。これでは、ただの託児所だ。
悪びれず上がり込んできた
連絡は、結局来なかった。我が子のお腹が空いている。預かった子も、帰ろうとしない。
仕方なく、私はふたり分のお昼ごはんを用意して食べさせた。
その一時間ほど後だった。玄関ががらりと開いて、ママ友がずかずかと上がり込んできた。詫びの一言もない。
「お昼どーする?」
呆れて、口が塞がらなかった。私は、できるだけ落ち着いた、それでいて強い声で返した。
「もう、済ませたよ」
彼女の表情が、わかりやすく固まった。
「え、あ……うちの子の分も?」
「うん。連絡もつかなかったから」
視線が泳ぎ、頬が引きつる。それから、ばつが悪そうに目を逸らした。さっきまでの余裕は、どこにもなかった。
きっぱり線を引いた日
それからも、似たような図々しさは積み重なっていった。私は無理に波風を立てず、ただ少しずつ距離を置いた。
「ごめん、その日は予定があって」
そう繰り返すうちに、子どもを押しつけてくることはなくなった。
けれど、本当の問題はその後に起きた。数か月後、彼女の子が、うちの子に意地悪をしていたことがわかったのだ。
「やめてって言ったのに、持ち物を隠されたの」
我が子の小さな声に、胸が締めつけられた。
私は学校に相談し、先生に間に入ってもらった。我が子は、ちゃんと守られた。
そのうえで、相手の親にも事実を伝えた。返ってきたのは、まさかの逆ギレだった。
「うちの子がそんなことするわけないでしょ」
私は、もう迷わなかった。
「謝れないなら、もうお付き合いはできません」
彼女は何か言いかけて、結局言葉にならなかった。立ち尽くす背中に、私は背を向けた。無理に続けていた縁を断ち切ると、肩の荷が下りたように体が軽くなった。守るべきものを、ちゃんと守れた夏だった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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