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「もうギャンブルはやめる」→「借金が200万ある」と最悪な告白をした夫。だが、ご祝儀袋を見ると更なる事実が

「もうギャンブルはやめる」→「借金が200万ある」と最悪な告白をした夫。だが、ご祝儀袋を見ると更なる事実が
消えた貯金120万
妊娠が分かって、お腹の子のために少しずつ貯めてきたお金だった。だから通帳の残高を見たとき、目を疑った。
夫婦の貯金120万が、ほとんど消えていた。
「ねえ、このお金どうしたの」
「……ちょっと、勝負に使った」
夫は声を絞り出すと、床に手をつかんばかりに頭を下げた。
「もうギャンブルはやめる」
やめてくれるなら。お腹の子のためにも、私はその言葉を信じることにした。
けれど数週間後、ポストに消費者金融からの封筒が届いた。問い詰めると、夫はようやく白状した。
「借金が200万ある」
「やめるって言ったよね。その口で、なんでまた借りてるの」
夫は答えなかった。嫌な予感が、背中を冷たく這い上がってきた。
ご祝儀袋の中身
私はクローゼットの奥にしまった、出産祝いのご祝儀袋を引っ張り出した。
中を確かめて、手が止まった。
合計12万円。生まれてくる子へのお祝いまで、綺麗に抜き取られていた。
「この子へのお金にまで、手をつけたの」
「すぐ返すつもりだったんだ」
「すぐって、いつ。120万のときも、そう言ったよね」
「今度こそ、本当に……」
「その『今度こそ』を、私はもう何回聞いたと思う」
夫は、うつむいたまま黙り込んだ。
その夜、私は泣き崩れなかった。涙より先に、やるべきことが頭に浮かんでいた。
通帳の履歴、借金の証書、空になったご祝儀袋。すべてをスマホで撮影し、日付ごとに整理した。
そして、自分の実家と義実家に、撮った写真をそのまま送った。脚色も、感情もいらない。事実だけを、ありのまま共有した。
翌日、義父から電話が来た。
「これは、庇えん。息子が間違っとる」
義母も「あなたとお腹の子を守って」と、私の側に立ってくれた。
守ると決めた朝
私は、別居を決めた。子どもと自分の暮らしを守るための決断だった。
給与の振込先を自分名義の口座に変え、家計を夫から完全に切り離した。お金の管理を、もう一度自分の手に取り戻したのだ。
数日後、夫が頭を下げにやってきた。
「やり直したい。もう一度チャンスをくれ」
「話は、返してから。120万も、200万も、この子の12万も。全部返してくれたら、その時に聞く」
「そんな、急に全部なんて」
「急じゃないよ。あなたが使ったお金を、戻すだけ」
夫は何か言いかけて、口をつぐんだ。「やめる」と軽く言っていた人が、今は私の言葉ひとつに、うろたえて立ち尽くしている。
お金は、まだ戻っていない。それでも、私は大丈夫だと思えた。守るべきものを守れた朝の私は、もう、泣くだけの妻ではなかった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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