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隣人「チッ、うるせえな」ベランダで吸い殻を投げ入れた喫煙男→隠しカメラの証拠で1ヶ月後に退去させた朝

隣人「チッ、うるせえな」ベランダで吸い殻を投げ入れた喫煙男→隠しカメラの証拠で1ヶ月後に退去させた朝

入居1ヶ月で続いた異変

新築の賃貸マンションに引っ越して、最初の1ヶ月のことだ。ベランダに洗濯物を干そうとすると、見覚えのない吸い殻や灰がいくつも落ちていた。最初は風に飛ばされたゴミだと思った。けれど毎日続くので、夫と一緒に観察してみることにしたんです。早朝に掃いてもその日のうちにまた灰が落ち、白いシーツに黒い点がつくこともあった。

正体は隣の30代男性だった。仕切り板のすぐ向こうで、頻繁にタバコを吸っている気配がある。フィルターの種類も毎回同じ。煙の流れも、明らかにこちら側へ向いている。規約ではベランダ喫煙は禁止だ。入居時に渡された冊子にもはっきり書いてあった。管理会社に相談すると、全戸宛てに注意のチラシが配られた。私の名前は出ないように配慮してくれたはずだった。

その日の深夜、ベランダ越しに低い声が落ちてきた。

「チッ、うるせえな」

続けて、壁をドン、ドン、と叩きつける音が響いた。誰が連絡したのか察したのだろう。報復のつもりらしかった。夜が明けるまで、私は布団の中で体を硬くしていた。夫が「絶対に泣き寝入りはしない」と低い声で呟いたのを覚えている。

隠しカメラに映った素顔

このままでは泣き寝入りになる。夫が小さな防犯カメラを買ってきて、ベランダの室内側にそっと向けた。サッシの内側、外からは死角になる位置だ。録画ボタンを押した数日後、決定的な映像が撮れた。仕切り板の隙間からこちらに向かって白い煙を吹き付け、火のついた吸い殻をぽいと放り込んでくる男の姿。何度も、嬉しそうに繰り返していた。鼻歌まで聞こえた。

夫と一緒に映像を確認した瞬間、背筋がぞっとした。同時に、これで終わらせられると確信した。一週間分のデータをUSBにまとめ、文書で時系列も整理した。日付ごとに「煙を吹き付け」「吸い殻投入」「壁ドン」と項目をつけて、表にして添付した。

翌朝、データを管理会社とオーナーに提出した。証拠映像を見たオーナーは絶句し、その日のうちに隣室へ厳重注意と退去勧告を出してくれた。「これは完全にアウトです」と何度も繰り返していた。隣の壁を叩く音は、その夜からぴたりと止まった。

1ヶ月後、隣の部屋から引っ越し業者の音が響いた。男は私と目も合わせず、無言でトラックに荷物を積んでいった。新しい入居者は静かなご夫婦で、ベランダは穏やかな洗濯日和を取り戻している。風に乗って届くのは、お向かいのコーヒーの香りだけになった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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