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「ちょっと遅れて行くね」食事会に遅れてきたママ友。だが、ママ友が参加者に500円ずつ集金した理由とは

朝から仕込んだ唐揚げ
幼稚園の頃から続くママ友5人で、たまに持ち寄りの食事会を開いていた。
ルールは1人1〜2品。私はその日、朝6時から唐揚げを揚げ、彩りにポテトサラダも用意した。
買い物と仕込みで合わせて3時間以上。それでも久しぶりに会える日は楽しみで、紙皿や取り箸まで自分で持参した。
正午、集まった家のリビングはきれいに盛り付けたお皿で埋まっていた。
煮物、サンドイッチ、唐揚げ、フルーツ盛り。
ところが、メンバーの1人だけ姿が見えない。聞けば「午前中に別の用事があるから、ちょっと遅れて行くね」と連絡があったらしい。
手ぶらで現れた彼女の一言
食事会が始まって40分ほど経った頃、玄関のチャイムが鳴った。
遅れて来た彼女は、片手にバッグだけ。
料理も飲み物も、何も持っていない。挨拶もそこそこに席に着くと、皆の皿から少しずつ取り分けて食べ始めた。
それ自体は誰も気にしていなかったし、私も「忙しいなら仕方ないよね」と思っていた。
違和感が走ったのは、彼女が食べ終わってバッグから財布を取り出した瞬間だった。
「飲み物代1人500円ね」
言いながら彼女は、当然のように一人ずつ500円玉を集めて回った。
来る途中にコンビニで買ったらしい2リットルのお茶とジュースが、テーブルの隅に置かれている。
料理を1品も持参していない人が、ペットボトル2本の代金を全員から徴収していた。
誰も何も言わなかった集金
もっと驚いたのは、ほかのママ友3人が何の疑問も挟まずに500円玉を渡したことだった。
「はーい」「ありがとー」と笑いながら、当たり前のように支払っている。私だけ、500円玉を握ったまま固まっていた。
朝から揚げた唐揚げの油の匂いが、まだ手についている。買い物代と仕込みの時間を考えれば、私は明らかに500円どころでは済んでいない。
それでも彼女は、何時間もかけて作った料理と、コンビニで買ったお茶を、同じ「持ち寄り」として扱っていた。むしろ集金していた分、彼女のほうが取り分が大きい計算になる。
集めた現金をしまうと、彼女は「次の用事あるから先に出るね」と立ち上がり、堂々と帰っていった。
残された4人は、何事もなかったように世間話を再開した。私はその輪の中で、ひと言も発せないまま絶句していた。
帰り道、夫にこの話をすると「それ普通におかしいよね?」と即答された。次の食事会の連絡が来ても、私は理由をつけて断り続け、半年後には自然と外された。あの集金の瞬間に決めていた。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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