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「変な虫が付かないようにね」結婚の挨拶で婚約者の私を侮辱した義母→両家の顔合わせで放った一言に衝撃を受けた

結婚の挨拶で開口一番の宣戦布告
交際から三年を超え、ようやく結婚の挨拶に伺うことになった。
彼の実家のリビングで、緊張しながら頭を下げた直後だった。
義母は私の顔をひと撫でするように眺めると、口角を上げたまま、ゆっくりと話し始めた。
挨拶の言葉も、結婚への祝福も、最初には来なかった。
「変な虫が付かないようにね」
息子はおばあちゃんにもとても可愛がられて育った子だから、ずっとそう言い聞かせてきたのだ、と義母は満足げに続けた。
婚約者である私の目を見ながら、にこやかに口にする内容ではなかった。
テーブルの向こうで彼が苦笑いを浮かべたが、義母を制止する素振りはない。
私は咄嗟に作り笑顔を返し、湯呑みに視線を逃すしかなかった。
両家顔合わせで放たれた追い打ち
それから数ヶ月後、両家の顔合わせが料亭で行われた。私の両親は緊張しながら、丁寧な挨拶を準備してきていた。
乾杯の発声を終え、料理が運ばれてきた頃、義母はおもむろにグラスを置き、私の両親に向き直った。
「うちの息子がどんな子を連れてくるのかと思ったら」
場の空気が止まった気がした。義母は微笑みを崩さないまま、続けた。
「こんな子でびっくりしました」
父の箸が宙で止まり、母は膝の上で握った両手を震わせていた。
義母の声は柔らかいのに、内容は針のようだった。私はテーブルの下で、彼の腕を掴んだ。彼は俯いたまま、何も言わなかった。
両親はその場で席を立つことなく、なんとか会食を終わらせてくれた。タクシーに乗り込んだ母が、シートに崩れるように沈み込んだ顔は、今でも忘れられない。
料亭の玄関先で義両親と別れる時、義母は最後まで穏やかな微笑みを崩さなかった。
「これからもよろしくね」と、まるで何事もなかったような声色だった。彼の父親も曖昧に頭を下げて、夫婦で並んで車に乗り込んでいった。
残された私の両親は、それでも私の前では取り繕って笑顔を作ろうとしてくれた。その気遣いが、かえって胸を締めつけた。
関わりたくないと決めた本当の理由
結婚式の打ち合わせや顔合わせの度に、義母は同じ調子で、にこやかに棘を放ってきた。露骨な怒鳴り声ではない。
あくまで微笑みの中に、私を見下す言葉だけが混じり続けた。彼は「悪気はないんだよ」と繰り返すが、悪気のない人間に毎回、両親まで巻き込まれる理由が、私には分からなかった。
結婚生活が始まってからも、義実家への足は重い。あの日、料亭で母が震えていた手のひらが、頭から離れてくれない。
義両親には、もう必要以上に関わらないと決めている。あの笑顔の下に何があるのか、確かめたいとも思えなくなった夜が、ずっと続いている。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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