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「家族も連れて、今度の日曜に遊びに行くね」いつも甘えてくる義妹。だが、レストランでの一言にドン引きしたワケ

手ぶらで来る義妹一行
結婚して数年、義妹からの連絡はいつも一方通行だった。久しぶりにかかってきた電話の用件もそれで、私は受話器を握ったまま固まってしまった。
義妹は普段から私を「姉さん」と呼んで甘えてくるが、距離感は妙に近く、勝手に予定を入れてくることが少なくない。
「家族も連れて、今度の日曜に遊びに行くね」
断る隙もないまま当日になり、玄関に並んだのは義妹夫婦と子ども二人を加えた一行。
手土産はゼロで、靴を脱ぐと当然の顔でリビングを占領した。
冷蔵庫を勝手に開け、用意していたお茶請けを片っ端からつまむ。義妹は妹の子を膝に乗せて笑い、私と夫は接待役に回るしかなかった。
会話はずっと身内同士で完結し、こちらに気を遣う気配はまるでない。何度かお茶を入れ直しに立ち上がるうち、私の中ではため息ばかりが増えていった。
お昼の時間が近づくと、人数も多いし外で食べようかという流れになった。私は財布の中身を頭で計算しながら、嫌な予感だけが膨らんでいた。
義妹の妹夫婦とは、結婚式で挨拶を交わした程度の付き合いしかない。それでも一行は手ぶらで現れ、家にあるものを当然のように消費し、外食まで誘導してきたのだ。
会計直前に居合わせた知人の小声
近所のファミリーレストランに移動し、人数分の席に着くと、義妹と妹家族はメニューを次々に指差し、子どもにはセットを二つずつ追加していく。
誰一人として財布の話を切り出さない。料理が並んでも乾杯の音頭はこちら持ちで、義妹は私のグラスにビールを足しながら、当然の顔でこちらに言い放った。
「姉さん、払ってもらって悪いね」
夫は隣で苦笑いを浮かべるだけで、何も言わない。
食べ終わる頃には全員ぐったり寛いだ顔になり、財布を取り出す者は一人もいなかった。私は会計の伝票を渋々抱えてレジへ向かった。
その列で、後ろから声をかけてきたのは仕事関係の知人だった。
にこやかに「ご家族ですか?」と聞かれて、私は正直に答えるしかなかった。義妹と、その妹家族なんです、と。すると知人は伝票の枚数をちらりと見て、私にだけ聞こえる小声でぽつりと呟いた。
「ほぼ他人なのに、お姉さんが払うの?」
列の前で立ち止まっていた義妹の顔色が、見るからに変わった。
聞こえないふりはできなかったらしい。義妹は気まずそうに財布を引っ張り出し、妹家族の分を慌ててまとめ始めた。私と夫が払ったのは自分たち二人分だけで、店を出た時の解放感は今でも忘れられない。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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