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「真上に誰か住んでんの?」毎晩ドンドン揺れる上の部屋。だが、管理会社に問い合わせると、恐ろしい事実が発覚した

「真上に誰か住んでんの?」毎晩ドンドン揺れる上の部屋。だが、管理会社に問い合わせると、恐ろしい事実が発覚した

朝も夜も、天井が鳴り続けた

学生のときに住んでいたアパートでの話だ。

4階建ての3階に部屋を借りていた。築年数はそれなりにあったけれど、家賃が安くて駅からも近く、一人暮らしの部屋として気に入っていた。

入居してしばらくすると、真上からドンドンという低い振動が聞こえてくるようになった。

最初は気にしないようにしていた。上の階に人が住んでいれば、足音や生活音は多少あるものだ。そう思って、ひたすら我慢していた。

でも、朝も夜も関係なく続くのだ。

深夜に目が覚めると、天井越しにドンドンという鈍い振動を感じる。

朝に朝食の支度をしていると、また天井が揺れるような音を立てる。

始まる時間帯にも終わる時間帯にも規則性がなく、突然始まっては静かに消えた。

「真上に誰か住んでんの?」

ひとりでそうつぶやきながら天井を見上げる夜が続いた。

一体どんな人が住んでいるのだろう。

昼夜逆転の生活をしているのか。

考えれば考えるほど気になったが、廊下や外でその人を見かけたことは一度もなかった。

誰も住んでいない部屋だった

我慢の限界が来たある夜、思い切って4階へ上がってみた。

真上にあたる部屋のドアの前に立つ。ポストを覗くと、チラシ一枚入っていない。

郵便物もまったくなかった。ドアノブのあたりに指を触れると、うっすらほこりが指についた。廊下に誰かが毎日出入りしている様子がまるでない。玄関マットも置かれていなかった。

その夜は気のせいだと思い込んで部屋に戻った。

でも翌日から、帰宅するたびに外から4階の窓を確認するようになった。

一週間が過ぎ、二週間が過ぎても、4階の真上の部屋に電気がともることは一度もなかった。それでも振動は続いた。昨夜も、今夜も。

思い切って管理会社に問い合わせると、「その部屋は現在空室です」とあっさり告げられた。

入居者はおらず、前の住人が退去してから一年以上が経つという。

空き部屋。誰も住んでいないはずの部屋から、あの音は来ていたのだ。

電話を切った後、しばらく動けなかった。背筋が凍るとはこういう感覚なのかと、初めて自分の体で知った。

深夜に暗い天井を見上げながら、答えの出ない問いが頭の中をぐるぐると回り続ける。理由をつけようとしても、何も浮かばなかった。気のせいにしようとしても、もうそう思えなかった。

引越しを決めたのは、それから一週間後のことだった。

荷物をすべて出して玄関を出るとき、意識して上の階を見なかった。あの振動が何だったのか、今でも答えは出ないままだ。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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