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「これじゃあかん」否定だけして、助言もくれない上司。だが、人事に報告した結果

「これじゃあかん」否定だけして、助言もくれない上司。だが、人事に報告した結果
否定だけして、ヒントは一切くれない
以前の部署に、やり取りのたびに気が重くなる男性上司がいた。
提案や報告を持っていくたびに、必ずこう返ってきた。
「これじゃあかん」
何が問題なのかを尋ねても、返ってくるのはまた否定の言葉だった。
「わかりにくいな、これじゃ意味がない」
どう直せばいいのか、何が足りないのか。具体的なアドバイスは一切もらえなかった。
その上司の頭の中にある「正解」に合わなければ間違いと見なされる。
でもその正解が何なのかは、誰も教えてもらえなかった。自分の考えとは違う案が「正解」とされても、どこがどう違うのかすら示してもらえなかった。
資料を作り直してから持っていっても、ひと目見ただけで「また違う」と返された。
どんな方向で修正すれば通るのか、手がかりがまったくなかった。それでも毎回、また一から作り直すしかなかった。
自分だけがダメなのかと思い始めていた
毎回否定され続けるうちに、段々と気持ちが沈んでいった。
(私の考え方が、根本的に間違っているのだろうか)
そういう気持ちになることが増えた。上司と話す前から構えてしまうようになり、提案を準備するたびに緊張した。いつの間にか、声が少し小さくなっていた。
誰かに言えるような雰囲気ではなかった。職場で愚痴を言う空気でもないと思って、ひとりで黙って抱えていた。
この状況が普通なのか、それとも自分に問題があるのか。そのこと自体がわからなくなっていった。
転機は、ある日の昼休みだった。
同じ部署の同僚とふたりきりになり、少し話したところ、相手もまったく同じ気持ちを抱えていることがわかった。自分だけではなかった。そう知っただけで、少し楽になった。
複数人の声が、静かな変化を生んだ
思い切って人事へ相談した。
どんなやり取りが続いていたか、職場の空気がどれだけ重くなっていたかを、できるだけ具体的に伝えた。感情的にならず、事実を順番に話した。
後日知ったことだが、同じ上司について人事に声を届けたのは自分だけではなかった。複数の人間がそれぞれに動いていたようだった。
それからしばらくして、その上司は別の部署へ異動になった。
発令が出た翌週、部署の空気がずいぶん軽くなった気がした。朝のミーティングで誰かが笑う声が聞こえた。
以前にはほとんどなかったことだ。大きな解決があったわけではない。ただ、毎朝少しだけ職場に足が向くようになった。それまでの重さが、ようやく少しずつ薄れていくような感覚があった。それだけで十分だった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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