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「化粧したら別人扱い!?」スマホの顔認証に弾かれてしまった。40代、帰宅した私が感じたモヤモヤ

久しぶりの化粧で迎えた朝
普段の休日は化粧をしない。
外出するときも近所のスーパーや近場の用事程度なら、日焼け止めを塗るだけで十分だと思っていた。
けれど久しぶりに職場の同僚と集まる予定が入り、さすがに今日はちゃんとしようと思い立った。
洗面台の前でファンデーションを手に取ったのは、ずいぶん久しぶりのことだった。
コンシーラー、ファンデーション、アイシャドウ、リップ。普段は使わないものをひとつひとつ丁寧に仕上げていくと、鏡の中の自分がいつもと違って見えた。
悪くない、むしろ少し得意な気持ちさえあった。
準備を終えて玄関を出る前に、習慣でスマホの画面をタップした。
顔認証でロックを解除しようとした瞬間、画面が固まったまま反応しない。何度試しても弾かれた。鏡の中の自分と画面を見比べて、思わず声に出た。
「化粧したら別人扱い!?」
スマホが、私の顔を認識してくれなかった。
機械に突きつけられた現実
最初は画面のロックが固まっただけかと思い、もう一度試してみた。
スマホをやや離して角度を変えても、認識しない。再びメッセージが表示された。
(認証できないって、どういうこと?)
自分の顔を確認するように、もう一度洗面所の鏡の前に立った。
やはりそこには、普段とは別人のような顔があった。アイシャドウで陰影がつき、チークで頬がほんのり色づいている。
仕方なくパスコードを入力して解除した。
「これがすっぴんとの差か」とひとり呟いてみると、苦笑いが出てきた。
人工知能は正直だ。毎日積み重ねたすっぴんの顔を学習し続け、「いつもと違う」と判定を下した。
自分ではそれほど変わっていないつもりだったのに、機械にはしっかり違うと見抜かれてしまった。
それはどこか、自分でも認めたくなかった何かを突きつけられた感じがした。化粧すれば変わる。逆に言えば、すっぴんでいつもいる自分は、化粧した自分とはそれだけ違う顔をしているということだ。
複雑な気持ちのまま玄関を出た。集まりは楽しかったし、同僚に「今日いつもより華やかだね」と言ってもらえた。それはそれで嬉しかった。
でも帰宅してスマホを取り出したとき、またパスコードを打ち込む羽目になった。
(もう一回、顔認証をやり直そうかな)
だんだんいつもの顔に戻っていく。機械はきっと、次からこの顔をちゃんと認識してくれるだろう。
それがなぜか少し寂しいような気もした。
すっぴんと化粧の差にスマホにまで気づかれるとは、思ってもみなかった。モヤモヤはまだ続いている。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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