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妻の惣菜に「お袋なら手作りする」と嫌味を言う夫。実家に追放した結果、意外な人物が味方してくれた

毎日の家事に追われる私と、「お袋の味」を押し付ける夫
仕事に家事に育児と、私の毎日は息をつく暇もないほど慌ただしく過ぎていきます。
どうしても疲労が抜けない日は、帰り道にスーパーへ寄り、お惣菜を買って済ませることもありました。これは私なりの、日々を乗り切るための防衛策だったのです。
しかし、食卓にお惣菜が並ぶのを見た夫は、いつも不満げな顔を隠そうともしません。
「また買ってきたやつ?うちのお袋はどんなに疲れてても、俺に手作りを振る舞ってくれたけどな」
自分は一切台所に立たないくせに、ため息をつきながら嫌味を言う夫。
最初は「ごめんね、今日はバタバタしてて」と下手に出ていましたが、幾度となく「お袋は手作りだった」と引き合いに出されるうち、私の心は少しずつ冷え切っていきました。
そしてある夜のこと。残業でフラフラになりながら帰宅し、買ってきたコロッケをお皿に盛り付けていた時のことです。
「うわ、今日も手抜き?本当にお袋の味が恋しいわ」
その心無い一言を聞いた瞬間、私の中で張り詰めていた糸が完全に切れました。
夫を義実家へ追放!数日後の電話で聞こえてきた痛快な怒鳴り声
「……あっそう。そんなにお袋の味が恋しいなら、今すぐ実家へどうぞ」
私は低い声で、はっきりと告げました。
「え?何キレてんの?」
「じゃあお義母さんに甘えれば?もうあなたのご飯は用意しませんから」
私は戸惑う夫を完全に無視し、彼の着替えをボストンバッグに詰め込みました。そしてそのまま夫を玄関の外へと追い出し、ガチャンと鍵をかけたのです。
夫がいない数日間は、拍子抜けするほど快適でした。自分の食事だけなら適当で済みますし、理不尽な嫌味をぶつけてくる存在がいないだけで、これほどストレスフリーになれるのかと感動したほどです。
そんな穏やかな夜、唐突に夫から電話がかかってきました。渋々タップすると、情けない声が耳に飛び込んできました。
「俺が悪かったよ……。もう文句なんて言わないから、頼むから家に帰してくれ」
私がどう返答しようか迷っていると、電話の向こうから聞き馴染みのある大きな声が割り込んできました。
「ちょっと!いつまで実家に居座る気!?いい歳して親に三食作らせて、恥ずかしくないの!さっさと奥さんに謝罪してきなさい!」
なんと、お義母さんが夫に対して雷を落としていたのです。
「だ、だって母さん……」
「言い訳しないの!時代が違うのよ!共働きで頑張ってる奥さんをサポートもしないで、偉そうな口叩くんじゃないわよ!」
お義母さんの見事なまでの怒声に、私は思わずクスッと笑ってしまいました。
大好きな母親からも見事に切り捨てられ、電話口でしどろもどろになっている夫。その姿を想像するだけで、これまでの鬱憤が嘘のように晴れていくのを感じた痛快な出来事でした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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