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「GWの渋滞で遅れるわ(笑)」待ち合わせに3時間遅刻の彼氏。送られてきた写真に隠された嘘

渋滞の言い訳と募る不信感
ゴールデンウィークの初日、私は駅前のカフェで一人、四杯目のアイスティーを注文しようか迷っていました。
今日は彼との交際三周年を祝う大切な日。
朝から念入りにメイクを施し、この日のために新調したワンピースを着てきたのに、手元のスマホには無情な通知だけが届いています。
「ごめん!GWの渋滞で全然進まない(笑)一本道で完全にハマった」
画面に表示されたのは、そんな軽い調子のメッセージでした。約束の時間は三時間も前です。
いくら連休の混雑とはいえ、彼の家からここまでは通常なら一時間もかからない距離。それに、運転中のはずなのにテンポ良くメッセージが届くことにも、じわじわと黒い違和感が広がっていきました。
「本当に渋滞?写真を送って」
私はあえて突き放すような言葉で「証拠」を要求しました。
自撮りではない証拠写真
「マジで一歩も動かないんだって」
数分後、すぐに一枚の写真が送られてきました。
そこには、運転席でハンドルを握り、わざとらしく困り顔を作った彼の姿がありました。窓の外には、確かに渋滞の景色が。
私は冷めた気持ちで写真を保存しました。画面を大きく拡大すると、決定的な事実に気づきます。
写真はどう考えても、助手席に座っている別の誰かが、少し高い位置から撮影したアングルだったのです。彼の両手はしっかりとハンドルに添えられています。
ということは、先ほどのテンポの良いメッセージも、この「助手席の誰か」が彼に言われるがまま打ち込んでいたのでしょうか。
「その写真、誰が撮ってくれたの?返信を打ってるのは誰?」
震える指先でそう送った瞬間、画面上に「既読」が付きました。
しかし、そこから返信が来ることは二度とありません。
彼が今、渋滞の車内で隣の女性とどんな顔をして沈黙しているのか、想像するだけで吐き気がしました。
三時間の空白は、交通状況のせいではなく、浮気相手との時間を優先したのでしょう。
楽しみにしていた記念日は、たった一枚の写真によって、最悪な形で幕を閉じました。
私は氷の溶けきったグラスを置き、静かにカフェを後にしました。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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