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「玄関の前まで、においが届いてくるんです」逆恨みが怖くて言えずにいた私。だが、管理会社に相談した結果

「玄関の前まで、においが届いてくるんです」逆恨みが怖くて言えずにいた私。だが、管理会社に相談した結果
天井から響く音と、玄関の前のにおい
「玄関の前まで、においが届いてくるんです」
のちに私が管理会社へ出した文書は、その一文から始まります。
当時、私は二階建てのコーポの一階に住んでいました。
ペットの飼育は認められていましたが、大型犬は禁止。契約のときにも説明を受けていたことです。
気になり始めたのは、上の階から聞こえる重い足音でした。
朝も夜も関係なく、ドタドタと床を走るような音が続き、ときには何かが飛び降りたような大きな音まで響きます。
「また走ってる…」
気づけば、天井を見上げながらそうつぶやくのが癖になっていました。
さらに困ったのが、共用廊下に漂う犬特有の強いにおいです。上の階で犬を飼っていることは分かっていましたが、私は犬の大きさまで確認していたわけではありません。
ただ、玄関を開けるたびににおいが室内へ入ってくることが、次第につらくなっていきました。
犬が走ること自体を責めたいわけではありません。それでも、集合住宅で暮らす以上、音やにおいへの配慮はしてほしいと思っていました。
とはいえ、上の階の住人とはほとんど話したことがありません。直接苦情を言って、逆恨みされたらどうしよう。そう考えると声をかける勇気が出ず、私はしばらく我慢を続けていました。
直接言わず、管理会社に伝えることにした
それでも夜の物音で眠れない日が続き、私は管理会社へ相談することにしました。
電話だけではうまく説明できない気がして、音が聞こえる時間帯や様子、共用廊下のにおいについて文書にまとめました。
相手を決めつけるような書き方は避け、困っていることだけを記しました。
数日後、担当者から連絡がありました。
「状況はこちらでも確認します。飼育についても規約がありますので、必要な対応をします」
その言葉を聞き、少しだけ安心しました。
しばらくして、建物全体に生活音やペットの飼育について注意を促す知らせが配られました。
すぐに何もかも変わったわけではありません。それでも数日、数週間とたつうちに、上から響く大きな音は以前より少なくなっていきました。
玄関を開けたときに感じていたにおいも、少しずつ気にならなくなりました。
直接相手に言うことだけが解決方法ではありません。困っている状況を整理し、間に入ってくれる人へ伝える。それなら私にもできました。
その夜は久しぶりに、天井の音を気にすることなく眠れました。何か特別なことが起きたわけではありません。ただ、家で普通に休めることが、こんなにもありがたいのだと感じた出来事です。
※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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