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「その化粧品、安物でしょ?シミが目立つ」人前で肌をけなし続けた美容マニアのママ友。だが、別のママの一言で黙り込んだ

高級化粧品でマウントするママ友
子どもが小学校で同じクラスになったママ友は、自称・美容マニアでした。
バッグにはいつも、名の知れた高級な基礎化粧品がぎっしり。学校行事で顔を合わせるたび、頼んでもいないのに私の肌をじろじろと点検してくるのです。
「あなた、下地は何を使ってるの?」
「近所のお店で買った、普通のものですけど」
「その値段で、よく肌を任せられるわね。私なんて化粧水だけで一万円は下らないのよ」
そう言って、彼女は決まって鼻で笑うのでした。ブランド名を並べては、こちらの返事を待たずに満足そうにうなずくのです。
授業参観の日も、廊下で私の顔をのぞき込むなり、周りに聞こえる声で言い放ちました。
「その化粧品、安物でしょ?シミが目立つ」
近くにいた保護者が、いっせいにこちらを振り返ります。恥ずかしさと怒りで、私はうまく言葉が出てきません。
「保湿くらい、ちゃんとしなきゃ。安物じゃ隠せないわよ」
畳みかける彼女に、私はただ苦笑いを返すのが精一杯でした。
(どうして人前で、こんなことを言えるんだろう)
家に帰るころには、じわじわと疲れが押し寄せてきます。それでも次の行事でも、彼女の品評会は止まりませんでした。
別のママの一言で黙った
運動会の受付に並んでいたときも、彼女は私の顔を見るなり品定めを始めました。
「やだ、ファンデ浮いてる。手入れ不足じゃない?」
周りの保護者が、気まずそうに目を伏せます。私が言葉に詰まっていると、列の後ろにいた別のママが、静かに口を開きました。
「人の肌を人前で品評するの、感じ悪いよ」
その一言に、場の空気がぴたりと変わりました。
「そうそう、聞いてて気分よくないよね」
ほかのママたちも、次々とうなずきます。
美容マニアのママ友は、さっと顔色を変えました。何か言い返そうと口を開きかけて、けれど言葉が続きません。周囲の視線に気づくと、ばつが悪そうに目を逸らし、そのまま黙り込んでしまいました。
私は背筋を伸ばし、彼女をまっすぐ見て言いました。
「人の肌のことより、競技を楽しみましょう」
そう言い残して、自分の場所へ戻ります。
それ以来、彼女が私の肌をのぞき込むことも、人前で品評することもなくなりました。行事で顔を合わせても、目を合わせず、気まずそうに会釈するだけです。あれほど得意げだった化粧品自慢も、いつのまにか聞かなくなりました。
あの日、隣で声を上げてくれたママとは、今では気軽に立ち話をする仲になりました。
「あのとき、助かりました」
「ううん。言いたかっただけ」
笑い合う私たちの横を、彼女は目を伏せて足早に通り過ぎていきました。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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