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「昔ながらのやり方が一番なのよ」親戚の前で育児の仕方を否定する義母。だが、夫の一言に救われた瞬間

親戚が集まる部屋で繰り返された義母の口出し
子どもが生まれて、初めて迎えたお正月のことです。
夫の実家には、親戚が集まっていました。
その輪の中で、義母はことあるごとに、私の育児へ口を挟んできます。
「母乳だけじゃ足りないでしょ」
「昔はもっと早く、離乳食を始めたのよ」
私がかかりつけの先生に教わったやり方を説明しても、耳を貸してはくれません。
「本ばかり信じてないで、昔ながらのやり方が一番なのよ」
親戚がずらりと見ている前での言葉に、私はただ小さくなるばかりでした。
笑顔で相槌を打ちながらも、指先だけが冷たくなっていくのを感じていました。
それだけでは、終わりませんでした。
腕の中であやしていた我が子に、義母がすっと手を伸ばしてきたのです。
「ちょっと貸して」
当たり前のように抱き上げると、義母はなかなか返してくれません。
ミルクの時間が近いことを伝えても、「大丈夫、大丈夫」と笑うばかりです。
慣れない場所で子どもがぐずり始めても、あやし方はこうよ、と譲らないのです。
(早く、この子を腕に戻したい)
不安ばかりが胸に募って、私は生きた心地がしませんでした。
夫が皆の前で引いたはっきりとした線
私の困り切った顔に、先に気づいたのは夫でした。
親戚が見守るなか、夫は落ち着いた声で口を開きます。
「今は先生にも相談しながら、二人で育ててるんだ」
「育て方は僕たちに任せて」
それから、義母の腕にいる我が子へ目をやって、続けました。
「抱っこも、返してあげて」
その場が、しんと静かになりました。
いつもは強気の義母が、めずらしく言葉に詰まっています。
そのとき、そばにいた親戚の一人が、そっと口添えしてくれました。
「今どきは、それでいいのよ」
「……そう、なのね」
ぽつりとそう言って、義母はそっと我が子を私の腕へ戻してくれました。
少し不満そうではありましたが、それ以上は何も言いません。
腕の中に戻ってきた我が子の重みに、私は思わず息をつきました。
子どもも安心したのか、私の胸に顔をうずめて、すやすやと寝息を立て始めます。
夫が、みんなの前で私の味方になってくれた。
その事実が、こわばっていた私の肩を、そっとほどいてくれたのです。
あの日を境に、義母が細かく口を出してくることは、ずいぶん少なくなりました。
会うたびに身構えていた私の気持ちも、少しずつほぐれていったように思います。
一人で抱え込まなくていいと知った、忘れられないお正月です。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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