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「彼のこと好きなんだ」→友人「じゃあ私がもらうね(笑)」打ち明けた恋を奪われた私。だが、別の友人から聞いた事実に絶句

打ち明けた恋を奪った友人
大学に入ってすぐ、同じ学部にできた友人がいた。
話が合って、毎日のように一緒にいた。
片思いしている相手のことも、私はその友人にだけ打ち明けていた。
彼とは同じ授業で顔を合わせるくらいの関係で、まだ何も始まっていなかった。だからこそ、誰かに話したくて仕方がなかった。
「彼のこと好きなんだ」
そう照れながら話す私に、友人は笑って言った。
「そうなんだ!じゃあ私がもらうね(笑)」
冗談だと思っていた。でも、その言葉は本気だった。
その日から彼の態度が変わっていったことに、私はしばらく気づかなかった。
数週間後、彼からの連絡がぱたりと途絶えた。何を送っても、そっけない返事で会話を切られる。
「ごめん、今ちょっと忙しくて」
やがて、彼と友人が付き合い始めたと、別の子から聞かされた。私が惚気ていた相手を、彼女はあっさり奪っていったのだ。
惚気話を全部聞いていた友人が、その相手を横からさらっていく。そんなことが、現実に起きるとは思わなかった。
ショックだった。それでも私は、彼女を問い詰めることはしなかった。
「そこまでして手に入れた人なら、もういいや」
「もう、追いかけるのはやめよう」
追いすがっても、みじめになるだけ。私は深追いをやめ、静かに距離を置いた。
繰り返した末に一人になった彼女
その後、彼女と彼の関係も長くは続かなかった。
しばらくして、彼女がまた別の子の意中の相手に近づいている、という話が耳に入ってきた。
「またなの?」
高校時代から彼女を知る子は、驚きもせずにそう言った。
同じことを、これまでにも繰り返してきたらしい。
「前にも、友達の彼氏を取ったことがあるんだって」
三度、四度と同じ場面が重なるうちに、周りの空気は少しずつ変わっていった。誰も、彼女に本音を話さなくなった。
気づけば、彼女の周りから人が離れていた。楽しそうだったグループの輪に、彼女の姿はもうなかった。
誰かがわざと仲間外れにしたわけではない。ただ、信用できない人だと、みんなが静かに感じ取っていったのだ。
私は、誰かを責めたわけでも、言いふらしたわけでもない。ただ、自分のしたことが、そのまま彼女に返っていっただけだ。
あのとき身を引いて、本当によかった。あんな取り合いに巻き込まれていたら、私まで同じ場所で立ち止まっていた。
新しく始めたサークルで、私は気の合う仲間に出会えた。過去を知らない彼らといると、心から笑えた。
ある日、昔の出来事をぽつりとこぼした私に、一人があっさり言った。
「その話、もう気にしなくていいよ」
前を向いて歩き出せば、景色はちゃんと変わっていく。失った恋は戻らないけれど、あの選択だけは間違っていなかったと胸を張れる。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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