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「香典返し、こんな安いやつ?」と義父の葬儀で文句ばかり言う義母の妹。だが、義母の正論で撃退した瞬間

「香典返し、こんな安いやつ?」と義父の葬儀で文句ばかり言う義母の妹。だが、義母の正論で撃退した瞬間
義父の通夜に毎日来る義母の妹
義父が突然倒れて、半日も持たずに息を引き取った。喪主側は葬儀会館に宿泊することになり、私たち夫婦も義母に付き添って三日間泊まり込んだ。
お湯を沸かし、弔問客にお茶を出し、香典の整理に夜通し追われる日々が始まった。
「ねえ、お花の数これで足りるの?もっと豪華にしないと体裁悪いわよ」
初日の昼、ふらりと現れたのは義母の妹だった。手伝いに来てくれたのかと思ったが、口出しだけして帰っていく。喪服のままソファに腰を下ろし、お茶を一口飲んでまた話し出す。
「香典返し、こんな安いやつ?」
「お父さんが見たら笑うわよ」
翌日もまた来た。甲高い声で早口にまくしたてて、何ひとつ手は動かさない。
義母は俯いたまま、ひたすら頭を下げ続けていた。夫もこめかみを押さえながら、なんとか段取りを進めていた。
「祭壇の位置、左に寄りすぎじゃない?お坊さんに失礼でしょ」
(夫を亡くしたばかりのお義母さんに、なんでこんな言い方ができるんだろう)
3日目に義母が放った一言
葬儀の朝、義母の妹はまた早い時間から会館に乗り込んできた。喪主席にいた義母の隣にずかずかと寄っていく。
「あんた達、まだ受付の準備できてないの?信じられない、もう人来ちゃうわよ!」
夫の手が止まり、私も思わず息を呑んだ。その瞬間、ずっと黙っていた義母が静かに顔を上げた。
「口出しなら帰って」
声は小さかったが、廊下まで響くほどはっきりしていた。
「三日通って、お茶の一杯も淹れてないでしょ。手伝わないなら、もう来なくていい」
義母の妹の顔が、見たことのない色に変わった。口を開きかけて、何も言えずに飲み込む。受付の親戚たちが一斉にこちらを向き、誰かが小さく頷いた。
「……お姉ちゃんが、そんなこと」
「お父さん亡くしたの、私なの。あんたじゃない」
義母の妹は、震える手でバッグを掴むと、誰とも目を合わせずに会館を出ていった。
残された親戚の一人が「言ってくれてよかった」と小さく漏らした。
法事の席にも姿を見せなくなった
葬儀のあと、四十九日も一周忌も、義母の妹は一度も顔を出していない。義母から電話で声をかけたが、忙しいと一言で切られたらしい。
「来てくれて助かったわ」
法事のあと、義母が私の手をそっと握って、はっきりした目で言った。
あの一喝の日から、義母は少しずつ前を向くようになった気がする。
義母の妹と街ですれ違っても、今では向こうから先に目を逸らすようになった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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