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「マジでさっき何もなかった」2年消えたキッチンタイマーが退去日の部屋の中央に出現。夫婦に起きた謎の出来事

「マジでさっき何もなかった」2年消えたキッチンタイマーが退去日の部屋の中央に出現。夫婦に起きた謎の出来事
休日の昼、キッチンから道具がふっと消えた
当時お付き合いしていた今の妻と、私のアパートで休日を過ごしていた30代のはじめの話です。
その日もリビングのソファに二人で並んで、午後いっぱい長めの映画を見ていました。外は穏やかな晴天で、特別な予定もなく、ゆっくりとした時間が流れていたのを覚えています。
お昼が過ぎた頃、いい加減お腹が空いてきて、簡単にパスタでも茹でようとキッチンに立ちました。
麺を入れるタイミングをはかろうと棚に手を伸ばしたのですが、お気に入りのキッチンタイマーが、いつものマグネットフックに掛かっていません。
数日前にゆで卵を作ったあと、自分で同じ場所に戻したはっきりした記憶があったのです。
彼女にも声をかけ、シンク下の引き出し、食器棚の奥、冷蔵庫と壁のすき間、コンロ周りのマット、果てはゴミ箱の底まで、文字通りひっくり返すように二人で探しました。
リビングのソファの下や、テーブルの脚元まで覗き込んでも、それらしいものは出てきません。その日はスマホのタイマーで代用してパスタを茹で、いつか出てくるだろうと諦めたのです。
2年後、空っぽの部屋の真ん中に置かれていた
それから2年が経ち、私たちは籍を入れて、少し広い新居に引っ越すことになりました。
退去日のアパートのリビングは、家具も家電も段ボールもすべて運び出され、見渡す限りフローリングだけの空間に戻っています。
最後の仕上げに、二人で雑巾とバケツを持って端から端まで床を拭いていたときのことでした。
バケツの水を替えようと振り返った瞬間、フローリングの真ん中に、あの失くしたキッチンタイマーが置かれていたのです。
数分前まで二人で何度も雑巾を持って往復していた場所で、さっきまで間違いなく何もなかった床のど真ん中でした。
「マジでさっき何もなかった」
思わずそう口走った私の声に、妻も顔から血の気が引いていきます。引越し業者はまだ到着しておらず、室内には私たち二人しかいません。
玄関の鍵も内側からかけたままで、窓もきっちり閉めていて、誰かが入ってきた気配もありませんでした。
妻と顔を見合わせたまま、二人ともしばらく言葉が出てこず、その場で完全に絶句してしまいました。まるで部屋が最後に返してくれたかのような、説明のしようがない出来事です。
持ち帰ったタイマーは新居でも問題なく使えて、見た目にも傷ひとつ増えていませんでした。
引越し直前に2年ぶんの埃をかぶっている、というわけでもないのが、また奇妙な点です。あの2年間、どこにあったのか、今でも私たち夫婦に答えは出ていません。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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