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今日の店長、マジでウザくないか?同僚への愚痴を会社のグループチャットに誤爆。クビを覚悟した翌日の意外な結末

いつもの愚痴タイムが引き起こした大惨事
「今日もまた無茶振りかよ。店長、本当にあり得ないだろ……」
長くて過酷なシフトが終わった帰り道。
溜まりに溜まったストレスを吐き出すべく、僕はいつものように一番仲の良い同僚とのチャットを開きました。
足早に駅へ向かいながら、怒りに任せてフリック入力を続けます。
頭の中は店長への不満でいっぱい。
『今日の店長、マジでウザくないか?』
『シフトの組み方も自己チューすぎるし、正直やってられないんだけど』
連続でメッセージを送信し、ふぅっと一息ついたその瞬間。
『おいヤバイぞ!今送ったの、会社全体のグループチャットだぞ!!』
スマホの画面に飛び込んできたのは、個別チャットに届いた同僚からのメッセージ。
一瞬にして全身の血の気が引いていくのを感じました。
慌ててトーク画面を確認すると、僕が先ほど愚痴を連投したのは、あろうことか「全従業員連絡用」のグループチャット。
しかも、メッセージの横には「既読3」の文字が浮かび上がっていました。
残された取り消し履歴と、不気味なほど平穏な日常
「嘘だろ…っ!」
震える指先で必死に画面をタップし、「送信取り消し」を連打。
なんとか暴言自体は消去したものの、画面には「メッセージの送信を取り消しました」という不自然な痕跡がしっかりと残ってしまいました。
しかも、すでに3人が目撃してしまった事実はどうやっても覆りません。
店長本人が見てしまったのか。
それとも、たまたまスマホを触っていた他のスタッフなのか。
生きた心地がしないまま、その日は一睡もできずに朝を迎えました。
翌日の出勤時。
裏に呼び出されてクビを宣告される覚悟で、重い足取りでスタッフルームのドアを開けました。
「おはよう。今日も忙しくなるけど頼むぞ」
僕を出迎えたのは、拍子抜けするほど明るい店長の笑顔でした。
声のトーンにも、表情にも、怒りのオーラは微塵も感じられません。
他のスタッフも、いつも通りに和気あいあいと業務の準備を進めています。
大人の対応で見て見ぬふりをしてくれているのか、それとも本当に運良く気づかれなかったのか。真相は完全に闇の中です。
心の中の冷や汗は止まりませんが、今はただ「誰も見ていなかった」と自分に言い聞かせ、僕は今日も引きつった笑顔で働き続けています。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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