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「うん、君なら合格」マッチングアプリで出会った男。だが、結婚観を語った時の一言に絶句

「うん、君なら合格」マッチングアプリで出会った男。だが、結婚観を語った時の一言に絶句
初めてのマッチングアプリと、誠実そうな男性
周囲がそろそろ結婚や婚約をし始めた頃、少し焦りを感じていた。
恋愛にそれほど積極的ではなかったけれど、友人から「判断材料がないと選べないよ」と背中を押され、人生で初めてマッチングアプリに登録した。
元々人見知りで、メッセージのやり取りもなかなか続かなかった。
諦めかけた頃、一人の男性とマッチングした。
メッセージは丁寧で、返信も早く、押しつけがましいところがなかった。
お酒が苦手で甘いものが好きだと伝えると、「じゃあ昼間のカフェにしよう」と提案してくれた。誠実な人だな、と思った。何度かデートを重ねるうちに、この人とならちゃんと向き合えそうだという気持ちが芽生えていた。
会話もよく弾んだ。仕事の話、将来の話、家族のこと。どれも自然な流れで、こちらが答えると丁寧に聞いてくれた。会うたびに少し距離が縮まる感覚があった。
「合格」という一言と、その先に並んだもの
何度目かのデートで、結婚観について聞かれた。
「できれば2〜3年以内には」と答えると、彼はにこりと笑って言った。
「うん、君なら合格」
合格。その言葉が耳に引っかかった。
思わず「合格?」と聞き返すと、彼はまるで用意していたかのようにすらすらと話し始めた。
「見た目も可愛いし、美容に気を遣ってる。大企業勤めだから安心感もある。一人暮らしで家事もできてるし、料理も好きなら毎日美味しいものが食べられそう。愛想もいいから親もきっと気に入る。若いうちに結婚すれば、将来うちの親の介護も任せられるよね。お金の話にも詳しそうだから、貯金や相続も頼めそう」
スラスラと、一息で。まるでリストを読み上げるように。
言葉が終わった後も、彼は満足そうな顔をしていた。
胸の中でスーッと何かが冷えていった。
今まで積み上げてきた好感が、静かに溶けていく感覚だった。
そこで気づいた。会話が弾んでいると思っていたのは、全てこちらのスペックを引き出すための誘導だったのだと。
カフェを選んでくれたのも、料理の話を丁寧に聞いてくれたのも、全部確認のためだった。
私という人間に興味があったのではなく、嫁として使えるかどうかを採点していただけだった。
私の中ではもう答えが出ていた。ずっと採点され続ける人生はごめんだと思った。その場は穏やかに切り上げ、その後の連絡には返事をしなかった。
後日、少し冷静になってから振り返った。
もし焦りのあまり「合格」という言葉を聞き流していたら、と思うとゾッとした。違和感に気づけたのは、無理に急がなかったからだと思う。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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