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「これが、お菓子外しってやつか」特定の一人にお土産を渡さない陰湿グループ→止められなかったことへ積もる後悔

お土産を配るとき、一人だけ渡さない
かつて所属していた友人グループで、ゾッとするような経験をした。
「これが、お菓子外しってやつか」
旅行のお土産やもらいもののお菓子を配るとき、特定の一人にだけ渡さないというやり方だ。
渡す人と渡さない人をあえて分けることで、外された相手に「自分だけ除外されている」と感じさせる。
それを笑顔でやる。あからさまな嫌がらせのようでいて、やっている本人たちにはさりげない日常の行為に見えているらしく、それがよけいに不気味だった。
最初は誰かの勘違いかもしれないと思った。
だが同じことが繰り返されるうちに、偶然ではないと誰の目にも明らかになっていった。
外された相手が何も言えずに黙ってその場に座っている様子は、見ているだけでこちらまでつらかった。
何か声をかければよかったと今でも思う。怖くて動けなかった自分が嫌になった。
一人ずつ抜けていくグループ
嫌な空気が続くにつれ、居心地の悪さを感じた人から少しずつ足が遠のいていった。
はじめは「最近忙しくて」という言い訳で集まりを欠席する人が増え、それがそのまま自然なフェードアウトに変わっていった。
一人、また一人と姿が見えなくなっていった結果、最終的に残ったのは嫌がらせを主導していた少数の人たちだった。
グループはそのまま縮んで、残った面々だけで続いていた。
抜けたあとに以前のメンバーとたまに顔を合わせると、多くは語らなくてもあの空間が苦しかったという気持ちが伝わってきた。
「やっぱりしんどかったよね」と口にする人もいれば、苦笑いで首を縦に振るだけの人もいた。誰も止められなかった後ろめたさが、少し会うたびに漂った。
今も新しい人を引き入れては繰り返している
グループは今も続いていて、新しい人を勧誘しては、また同じお菓子外しをやっているらしい。
なぜそこまでして続けるのか、正直まったく理解できなかった。
嫌がらせそのものを楽しんでいるのか、あるいは自分たちの行為を問題だと思っていないのか。どちらにしても、もう関わりたいとは思わなかった。
知人に「そのグループには近づかない方がいい」と一言伝えた。それ以上できることは何もなかった。これから引き入れられる人が同じ目に遭うのかと思うと、胸の奥がうすら寒かった。
自分が止められなかったことと、今も誰も止められていないことが、同じ重さで胸に残っていた。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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