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「専業主婦は気楽でいいよな」という夫の親友の無神経な発言。凍りつく私を救ってくれた夫の予想外の行動にキュンとした

和やかな休日に落ちた爆弾発言
その日は休日の午後で、夫の旧友が我が家に遊びに来ていました。
久しぶりの再会を楽しんでもらおうと、私は手料理を用意し、お茶を淹れたりと、裏方に徹して精一杯のおもてなしをしていたのです。
リビングからは学生時代の思い出話に花を咲かせる二人の楽しそうな声が響き、私も家事の合間に笑顔で相槌を打っていました。
しかし、和気あいあいとした空気は、話の矛先が「私の日常」に向けられた瞬間に凍りつきました。
「いやー、でも奥さんが専業主婦だとお前も助かるよな」
夫の友人はグラスを傾けながら、何の悪気もない様子でこう言い放ったのです。
「専業主婦は気楽でいいよな、毎日昼寝とかできちゃってさ。うちの妻なんて共働きだから、毎日疲れてピリピリしてるよ」
その言葉を聞いた途端、私の顔からはすっと血の気が引きました。
気楽?昼寝?
朝早くから夜遅くまで家事や育児に奔走し、自分のためにお茶を飲む時間すら惜しんで動いているというのに。
どうして我が家の内情も知らない他人に、こんなふうに鼻で笑われなければならないのでしょうか。
いつも優しい夫が見せた本気の怒り
胸の奥底からドクドクと怒りが湧き上がってくるのを感じました。
しかし、相手は夫の大切な友人です。
ここで私が感情的になれば、夫の顔を潰すことになってしまう。
そう自分に言い聞かせ、反論したい気持ちを飲み込んでうつむいた、まさにその瞬間でした。
「お前さ、ちょっと言い過ぎじゃないか?」
隣から響いてきたのは、普段の穏やかな夫からは想像もつかないほど、地を這うような低い声でした。
驚いて隣を見ると、夫から先ほどの笑顔は消え失せ、真剣な眼差しで友人を睨みつけていたのです。
「うちの妻が毎日どれだけの家事をこなしてくれてるか、お前は何も分かってない」
静まり返るリビングに、夫の力強い言葉が響きます。
「俺が安心して仕事に打ち込めるのは、妻が家庭のことを全部背負って完璧にこなしてくれているからだ。昼寝なんてできるような暇、うちの妻には1秒もないよ」
その気迫に押され、さっきまでヘラヘラしていた友人はみるみるうちに青ざめ、「ごめん、ちょっとした冗談だったんだ……」と平謝りするばかり。
私の毎日の苦労を、夫は誰よりも近くでちゃんと見ていてくれたのです。
私の努力を当たり前だと軽視せず、他人の前で堂々と私の味方をしてくれたことが嬉しくて、思わず涙が出そうになりました。
逃げるように帰っていく友人を見送りながら、私は頼もしい夫の背中をじっと見つめました。
この人を人生のパートナーに選んで本当に良かった。
私の中で、夫への愛しさが限界突破した、一生忘れられない出来事です。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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