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「浮気くらいで、嫌なら出て行けよ」開き直る同棲相手。だが、続く一言に家を出ることを決意した

「浮気くらいで、嫌なら出て行けよ」開き直る同棲相手。だが、続く一言に家を出ることを決意した
スマホに残っていた証拠
一緒に暮らして二年、私は同棲相手の浮気に気づいてしまいました。
きっかけは、充電しっぱなしのスマホに次々と届く通知でした。画面に浮かぶ知らない女性の名前、深夜のやり取り。心臓が嫌な音を立てました。
その場で泣きわめいても、彼は言い逃れるだけでしょう。
私はそう考えて、いったん感情に蓋をしました。
それから数週間、私は静かに証拠を集めました。
メッセージのやり取り、二人で写った写真、日付の入った履歴。あとで消されても平気なように、ひとつずつ控えを取っていったのです。
手が震えても、記録を残す手だけは止めませんでした。
ここで泣き崩れれば、彼はまた口先だけの謝罪で終わらせてしまう。
そう思うと、かえって冷静になれたのです。
準備が整った夜、私は集めたものをテーブルに並べ、彼に向き直りました。
「これ、全部あなたのだよね。ちゃんと説明して」
彼は一瞬固まり、それからうんざりした顔でこう言い放ちました。
「浮気くらいで、嫌なら出て行けよ」
荷物をまとめて出た朝
謝罪の言葉は、ひとつもありませんでした。むしろ悪いのはお前だと言わんばかりの態度です。
それどころか彼は、こちらに非があるかのように言葉を重ねてきました。
「そっちが構ってくれないから、寂しかったんだよ。悪いのは俺だけかよ」
その一言で、胸に残っていたわずかな未練も、きれいに消えてなくなりました。
「わかった。じゃあ、出て行くのは私のほうね」
彼は鼻で笑いました。私が本気だとは、思っていないようでした。
「はいはい、どうぞ。どうせすぐ戻ってくるだろ」
翌朝、私は手伝いに来てくれた親友と一緒に、段ボールを積み上げていきました。
次々と運び出される荷物を見て、彼の顔から余裕が消えていきます。
「おい、本気かよ。ちょっと待てって」
それでも私は手を止めず、黙々と箱に本を詰めていきました。
彼はうろうろと部屋を歩き回り、私の腕をつかもうとしては、親友ににらまれて引っ込めます。
慌てて言い訳を並べ始めた彼に、私は集めた証拠のコピーを一枚、そっと差し出しました。
「これ、あなたのぶんの控え。もめたときに困らないよう、私も持っておくから」
彼は口を開いたまま、次の言葉を継げませんでした。
荷物を抱えた親友が、そんな彼を一瞥して静かに言います。
「最低だね、あなた」
その一言に、彼はうつむいて黙り込みました。ついさっきまで「出て行け」と偉そうにしていた人が、今は小さくなって、私の顔を見ることもできずにいます。
玄関を出るとき、私はもう振り返りませんでした。
「今まで、ありがとう。さようなら」
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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