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「その育て方じゃ甘すぎる!」昼寝中の息子を勝手に抱き上げる義父。だが、夫の毅然とした態度で状況が一変

「その育て方じゃ甘すぎる!」昼寝中の息子を勝手に抱き上げる義父。だが、夫の毅然とした態度で状況が一変
週3で押しかける義父母
結婚してからというもの、妻の両親はアポなしで我が家にやってくる。多いときは週に3回。インターホンが鳴るたび、僕と妻は思わず顔を見合わせた。
目的はいつも同じだ。まだ幼い息子の育て方に、あれこれ口を出すためだった。
寝かしつけの最中でも、義母は構わず部屋の電気をつけて話しかける。離乳食を出せば「薄味すぎる」、絵本を読めば「もっと勉強させろ」と、とにかく一言多い。
「昔はこうだった」「そのやり方は甘い」
僕たちが小児科で教わった方針を丁寧に説明しても、義父母はまるで聞く耳を持たない。
「その育て方じゃ甘すぎる!」
義父はそう言って、昼寝中の息子を勝手に抱き上げてしまう。妻が「今は寝かせてあげて」と止めても、意に介さない。
(また始まった)
もはや話し合いにすらならなかった。こちらのペースはことごとく乱され、夫婦の時間はどんどん削られていく。妻はいつも僕の隣で、困ったように肩を落としていた。
婿がはっきり線を引いた日
妻が寝室でそっと涙をこぼした夜、僕はもう黙っていられないと思った。守るべきは、義父母の機嫌ではなく、目の前の家族だ。
その日もまた、約束もなくインターホンが鳴った。玄関を開けると、案の定、義父母が当然の顔で立っている。
「近くまで来たから寄ったのよ」
リビングに上がるなり、義母は息子の食事に口を出し、義父は「もっと厳しくしつけろ」と説教を始めた。僕は静かに立ち上がり、二人の正面に座り直した。
「お義父さん、お義母さん。少しだけ聞いてください」
できるだけ穏やかに、けれどはっきりと切り出す。
「教育は僕らが決めます」
義父の眉が、ぴくりと動いた。
「それに、来るときは事前に連絡をください。突然だと、息子の生活のリズムまで崩れてしまうんです」
義母は「私たちは孫が心配で……」と言いかけて、口ごもった。義父も何か言い返そうと口を開いたが、言葉が続かない。視線が泳ぎ、部屋には重い沈黙が流れた。
そのとき、妻が僕の隣にそっと並んだ。
「私も同じ気持ち。二人のことは大好きだけど、子育ては私たちに任せてほしいの」
実の娘にまで言われ、義父母はとうとう黙り込んだ。しばらくして、義父がぼそりとつぶやく。
「……分かった。次からは電話する」
その日を境に、アポなしの訪問はぴたりとなくなった。今は来る前に必ず連絡が入る。息子と静かに過ごす週末が、ようやく僕たち夫婦の手に戻ってきた。
玄関先で少し遠慮がちに電話をかけてくる義父を見るたび、あの日きちんと線を引いてよかったと思う。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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