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妻「夕飯は別々にしたい」同居している義母へのお願い→「待てるから大丈夫よ」と意地でも一緒に食べたい義母に妻がとった行動とは

全員分の夕飯を背負う私
完全同居の義母は、昼間はたいてい家にいない。趣味の集まりだと言って、いそいそと出かけていく。
「夕飯までには戻るから、よろしくね」
玄関でそう言い残す義母を、私はいつも黙って見送った。その間、家事はまるごと私に残される。フルタイムで働きながら、家族全員の夕飯を用意するのは、いつも私だった。
夫は仕事で帰りが遅く、家のことは頼れない。子どもたちも大きくなり、習い事で帰宅が遅い日や、バイトで夕飯のいらない日が増えていた。
それなのに、義母の食事の時間だけは、きっちり守らなければならない。
誰が、何時に、何を食べるのか。全員分を一人で回す毎日に、私はほとほと疲れていた。
「待てるから大丈夫」の一言
ある晩、私は思いきって切り出した。
「夕飯は別々にしたい」
子どもの予定もばらばらだし、時間もどんどん遅くなる。それぞれの都合で食べたほうが、みんな楽なはずだった。
ところが義母は、のんびりとこう返した。
「待てるから大丈夫よ」
そういうことじゃない。喉まで出かかった言葉を、私はぐっと飲み込んだ。
「いえ、そうではなくて……」
「あら、気にしないで。私は何時でも待てるから」
結局、話はうやむやのまま終わってしまった。
貫き通した食卓
けれど、私はもう決めていた。宣言どおり、自分と子どもの予定を最優先にすると。
帰ってきた子から順に、できたものを出す。
私も、待たずに食べる。
義母は「待てる」と言った手前、一人で食卓につかず、ずるずると待ち続けた。20時を過ぎ、21時になっても、その日の献立が並ぶのを待っている。
さすがに、義父のほうが先に音を上げた。空腹でリビングをうろうろし始めたのだ。
「なあ、俺たちだけ先に食べたらどうなんだ」
義父がそうこぼしても、義母は「あなたは待てないの?」と、意地になって首を振る。けれど、その表情には日に日に疲れがにじんでいった。
数日それが続いたある夜、21時の食卓で、とうとう義母が折れた。
「……やっぱり、別々でいいわ。私、待つのはもう十分」
「待てるから大丈夫って、言ってましたよね」
思わずそう返すと、義母はきまり悪そうに目をそらした。
それ以来、我が家の夕飯は、めいめいの時間にとる形に変わった。
誰かの都合に、全員が縛られることはなくなった。あれだけ動かなかった食卓の習慣が、私が一歩も引かなかっただけで、あっさりと変わったのだった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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