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「あの人とはもう合わない」毎日2時間電話した仲を陰で切ったママ友→挨拶だけ返す私に空気が一変

「あの人とはもう合わない」毎日2時間電話した仲を陰で切ったママ友→挨拶だけ返す私に空気が一変
急に消えた「おはよう」
子どもの登園しぶりをきっかけに、親しくなったママ友がいた。
互いの家を行き来し、電話が二時間を超える日も珍しくなかった。
「うちの子、また今朝も泣いて離れなくて」
「わかる。うちも玄関で三十分よ。お互い、大変だね」
そんな話を、夜遅くまで交わしていた。悩みを打ち明け合える、数少ない相手だと思っていた。
「今度うちでお茶しない?子どもたち遊ばせようよ」
「いいね、ぜひ」
週末には子どもを連れて公園で落ち合い、砂場の隅で悩みを分け合った。
彼女がいるだけで、ひとりで抱え込んでいた育児が、ふっと軽くなる。そんな相手だった。
それなのに、ある朝を境に、彼女の態度が一変した。
挨拶をしても、目を合わせずに小さく頷くだけ。あんなに鳴っていた電話も、ぱたりと途絶えた。
理由は、まるで見当がつかなかった。子ども同士が揉めたのか、私の何気ない言葉が気に障ったのか。
何度か「元気?」と送っても、返事はそっけない。眠れない夜が続いた。
後日、別のママからこう聞かされた。彼女が陰でそう言っていたのだと。
「あの人とはもう合わない」
群れない、と決めた朝
理由を問いただそうかとも思った。
でも、やめた。去っていく人を追いかけて、無理に群れたところで、きっとまた同じことの繰り返しだ。
これからは、挨拶だけの距離でいこう。そう決めた。
翌朝、彼女とすれ違うとき、私は背筋を伸ばして先に声をかけた。
「おはようございます」
以前と同じ、けれど媚びのない挨拶。彼女は一瞬たじろぎ、口ごもった。
「あ……おはよう、ございます」
私が追いすがると思っていたのだろうか。動じない私に、彼女のほうが戸惑っていた。
目が泳ぎ、言葉を探すように口を開きかけ、結局そのまま逃げるように去っていった。以前のように、私が理由を知りたがって連絡を重ねる、そんな展開を、彼女は待っていたのかもしれない。
その様子を見ていた別のママが、そっと隣に来た。
「無理しなくていいと思う。あなた、いつも気を遣いすぎだもん」
「ありがとう。なんだか、肩の力が抜けました」
気づけば、私の世界は彼女ひとりではなかった。
声をかけてくれる人は、ほかにもちゃんといた。挨拶だけの関係に切り替えてから、驚くほど心が軽い。
園庭では、子どもたちが今も名前を呼び合って走り回っている。親の距離がどうであれ、その笑顔はそのままだ。それでいい。誰かに合わせて自分を削るのをやめて、やっと肩の荷が下りた気がした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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