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「おむつは毎日俺が替えてる」と豪語する夫。だが、娘が明かした事実で状況が一変

「おむつは毎日俺が替えてる」と豪語する夫。だが、娘が明かした事実で状況が一変
言うだけの夫
私はフルタイムで働いている。それなのに、家のことはほとんど私の肩にのっていた。夫はいつも、口だけは優しいのだ。
「手伝おうか?」
そう言いながら、ソファから動こうとしない。結局、洗濯も食事の支度も寝かしつけも、気づけば私がやっている。それでも夫には、ひとつだけ譲れない自慢があった。
「ゴミ出しは俺の担当だからな」
週に二回、玄関のゴミ袋を集積所まで運ぶ。それだけで、まるで家事の半分を背負っているような顔をするのだ。ドヤ顔でそう言われるたび、私は何とも言えない気持ちを飲み込んでいた。
(ゴミ出し以外、何かやってくれた覚えがあったかな)
そんな日々が、当たり前のように続いていた。
義実家での豹変
ところが、義実家へ顔を出す日になると、夫はまるで別人になる。玄関をくぐった途端、急に張り切りだすのだ。
「おむつ替えるね。ほら、こっちおいで」
普段は一度も替えたことがないのに、義両親の前ではいそいそと下の子を抱き上げる。慣れない手つきで、それでも得意げに作業を進めていく。
「おむつは毎日俺が替えてる」
「やらないと回らないからさ」
義母は嬉しそうに目を細め、義父も大きくうなずいている。私はそばで、すっかり白けた気持ちで座っていた。日頃の姿を知っているだけに、その芝居がただただ滑稽に見えた。
夫は調子に乗って、上の娘にまで声をかける。
「な、パパっていつも家事やってるよな?」
娘のひと言
娘は、きょとんとした顔で夫を見上げた。そして、悪気のかけらもない声で、はっきりとこう言ったのだ。
「パパがオムツ替えるの初めて見た」
リビングの空気が、しんと固まった。義母の笑顔が止まり、義父も箸を置いて夫を見る。
「いつもはママだよ」
娘がたたみかけると、夫の顔からみるみる血の気が引いていった。何か言おうと口を開きかけ、けれど言葉が出てこない。視線を泳がせ、最後はうつむいてしまった。
「あらあら……そうだったの」
義母が困ったように私を見る。その目は、明らかに息子への評価が変わったことを物語っていた。義父も小さく息をついて、「お前、ちゃんとやれよ」と低く言った。
帰りの車の中、夫はずっと黙り込んでいた。やがて、ぽつりと声を漏らす。
「……明日から、風呂とゴミ以外も、ちょっとやるわ」
あの日以来、夫は前ほど「手伝おうか」と言わなくなった。代わりに、黙って洗い物に立つようになった。娘の無邪気な一言が、何度頼んでも動かなかった夫を、たった数秒で変えてしまったのだった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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