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「親戚も呼んどいたから」と誕生日会に勝手に8名も追加した義従姉。だが、義従姉が顔を真っ赤にしたワケ

「親戚も呼んどいたから」と誕生日会に勝手に8名も追加した義従姉。だが、義従姉が顔を真っ赤にしたワケ
開始30分前に来た電話
子どもの5歳の誕生日会を自宅で開く日、午後1時のスタートに向けて朝から下準備に追われていた。
料理の取り皿は8人分、椅子も8脚、ケーキも8人で分ける計算でそろえていた。テーブルの上には子どもが好きな唐揚げとポテト、彩りのサラダ、夫が朝から並べてくれたランチョンマット。
夫の従姉から電話が鳴ったのは、開始30分前だった。
「身内だから大丈夫だよね、誕生日会に親戚も呼んどいたから」
その一言だけが頭に残った。聞き返す時間もないまま、電話は切れた。
(連れてくる、って何人?)
玄関のチャイムが鳴ったのはその直後で、ドアを開けると廊下が埋まった。義従姉の家族3人に加え、顔も覚えのない親戚一家が5人。
合計8人が手土産すら持たずに上がり込んできた。
「ごめんね、急に増えちゃって。でも身内同士でしょ」
義従姉の声は、まるで悪びれていなかった。
夫が無言で取り皿を追加で出し、私は炊飯器の予備のご飯を全部解凍した。
椅子は足りず、子どもたちは床にクッションを並べて座らせた。ケーキは小さく切り直し、ジュースは半分の量を注いだ。誰に何を出したかも分からないまま、会は進んだ。
全員の前で告げた一言
食事がひと段落したころ、私はリビングの中央に立って、全員を見渡してから口を開いた。
「皆さん、今日は来てくださってありがとうございます」
義従姉が、にこやかにグラスを上げた。その手前で、私は声のトーンを変えずに続けた。
「次回からは身内でも、来る前に一言連絡はしてください。人数が分からないと、席もご飯も用意できないので」
笑顔のまま、はっきりと言い切った。
義従姉の表情が、ゆっくり止まった。グラスを持つ手が、宙で止まったまま下りてこない。
「いや、私はその、身内だから……」
言いかけた言葉を、義従姉は飲み込んだ。グラスを置く音がやけに響いた。耳から首筋まで、見ているうちに真っ赤になっていった。
「ごめんね、私もちゃんと聞けばよかったね」
絞り出すような声だった。視線は、テーブルの隅に落ちたままだった。
後から連れてこられた親戚の奥さんが、立ち上がって深く頭を下げた。
「すみません、私たちこそ手土産も持たずにお邪魔して。ご連絡なしのお邪魔だと知らなくて」
「こちらこそ、急なことで何もご用意できなくて」
場に小さなうなずきが広がり、義従姉は最後まで顔を上げられなかった。
翌日、私は親戚グループに招待者リストの雛形を共有した。翌年は義従姉から2週間前に「家族3人で伺っていいですか」と連絡が入った。事前連絡は、その家のルールになった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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