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「お前は休め、俺が子供を見る」妊娠中の私が高熱を出した時に、会社を休んでくれた夫。だが、様子を見ると最悪の光景が

「お前は休め、俺が子供を見る」妊娠中の私が高熱を出した時に、会社を休んでくれた夫。だが、様子を見ると最悪の光景が

妊婦の私が38度の熱

妊娠中の私が38度を超え、1歳の娘も鼻水と微熱を出していた。

妊婦健診の合間に風邪が回ってきたらしく、節々が重く頭の芯がぼうっとする。

寝れば多少マシになると思って、夫には会社を休まなくて大丈夫だと伝えてベッドに入った。

翌朝。

「お前は休め、俺が子供を見る」

心配した夫が会社を休むと言ってくれた。

娘の微熱は引かず保育園も休ませた。私は37度後半まで下がっただけで、立つだけで頭がぐらつく。

家にいるならと、オムツ替えと朝食、薬を飲ませる時間を順番に夫へ託した。

冷凍の白米と粉末の出汁の場所、解熱剤を半量に割る位置まで紙に書いて渡した。

「ありがとう、助かる」

そう言って布団に潜った瞬間、ようやく体が休まる気がした。羽毛の重みすら肩に響くほど熱が残っていたから、目を閉じて呼吸を数えた。

隣の部屋から聞こえたおもちゃの音

1時間ほど経った頃、リビングからおもちゃの音が響いてきた。鈴付きの積み木を床に落とすカラカラした音と、テレビかタブレットの動画らしき笑い声。重い体を引きずって扉を開けると、1歳の娘がカーペットの上で1人で積み木を握っていた。

夫の姿が見えない。視線を巡らすと、ソファに寝転がっていた。手にはスマホ。動画の音だけが薄く漏れている。娘とは2メートル以上離れていて、視界にすら入っていない位置だった。

「ねえ、娘見ててくれるんじゃなかったの」

声を絞り出した私に、夫はスマホから目を離さずに答えた。

「娘が遊びたいみたいだから」

放置していい理由にならない。

小さなパーツを口に運ぶ年齢で、ベッドからの転落だって何度ヒヤッとしたか分からない。

先週もテーブルの角に頭をぶつけて泣かせたばかりだ。なのに夫はソファに張りついたまま、私の顔を見ようともしなかった。

何のために会社を休んだのか

結局その日、私は安心して横になることができなかった。

何かあったら困ると思うと、扉一枚向こうの娘の物音にずっと耳をすませる羽目になった。

物音が止まれば誤飲が頭をよぎり、続けば転倒の予感に背中が冷えた。

リビングでゴロゴロしてスマホを眺めるだけなら、会社へ行って稼いできてほしかった。夫がいるはずなのに気が休まらない。あの一言が頭から離れず、私の中で夫の存在は静かにイラ立ちへ変わっていった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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