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「部屋の隅、誰かいる」結婚15年、深夜に寝ぼけた夫の謎の行動→翌朝何も覚えていない事実に背筋が凍った

結婚15年で見えてきた夫の癖
夫と結婚して15年。
これまで大きな喧嘩はなく、平穏な家庭を築いてきたつもりだ。
それでも一緒に暮らしているからこそ気づく、彼の癖や瞬間がいくつかある。
話を聞いている途中で手元のスマホをいじり始める無神経さ、不器用なくせに弱っている時だけ妙に優しい一面、そして、たまに見せる説明のつかない夜の顔。
3つの瞬間が、私の中に違う温度で残っている。
仕事で大きな失敗をして肩を落として帰った日、彼は何も言わずに私の好きなブランドのケーキを箱で買ってきた。
「今日はこれ食べて寝たらいいよ」
普段は感情の出し方が下手な人なのに、こういう時だけ、自分でも驚くくらいまっすぐな言葉をくれる。15年で何度も救われた瞬間だった。
深夜2時、真顔で指差した部屋の隅
けれど、ひとつだけ忘れられない夜がある。
あれは梅雨入り直前の深夜2時すぎ。隣で寝ていた夫が突然むくりと体を起こした。
寝ぼけているのだろうと思い、そのまま様子を見ていた私の前で、彼は部屋の隅をまっすぐ指差した。真顔だった。
「部屋の隅、誰かいる」
声がはっきりしすぎていた。寝言の籠もり方ではなく、起きている人の発音だった。
背筋がぞわっと冷えた私は、ありえないと分かっていても彼の指の先を見てしまった。
クローゼットの脇、洋服掛けが少し揺れているように見えた瞬間、彼はまた何事もなかったように布団に潜り、寝息を立て始めた。
翌朝、私は震える手でコーヒーを淹れながら昨夜の話を切り出した。
夫はぽかんとした顔で「全然覚えてない」と笑った。冗談を言っている様子はない。
本当に記憶がない。寝ぼけだと自分に言い聞かせても、あの真顔と発音の鮮明さが頭から離れなかった。
あれから半年。夜中に物音がするたび、私は寝室の隅にちらりと目をやってしまう。
彼の話を聞かないスマホ癖は相変わらずだし、不器用な優しさにもまだ救われている。
ただ、あの夜だけは別格の温度で記憶に残った。完全に忘れた、とは言えない夜が続いている。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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